中小企業がブログ集客で成功するための方法と書き方
2021/12/17(金)
近年、グローバル化が進む中で、語学教育の重要性はますます高まっています。
特に英語は、国際ビジネスをはじめ様々な場面で必要とされており、その需要は拡大し続けています。結果、個人のキャリア形成においても欠かせない要素となり、実践的な英語を学ぶためにも英会話教室に通う人は増加傾向にあります。
市場規模が拡大している英会話教室ですが、どんなに魅力的なサービスであっても、検索結果に表示されなければお客様の目に留まることはありません。
チラシのポスティングや新聞折込、フリーペーパー掲載といった紙媒体による集客をおこなっている方もいらっしゃると思いますが、年々効果は減少しており、現在はWEBを活用した集客が主流となっています。
そこで今回は、英会話教室のSEO対策について徹底的に解説していきます。WEB集客を強化していきたい英会話教室のオーナーの方は、ぜひ最後までご覧ください。
人気記事:SEO会社にSEO対策を頼むな!
目次
なぜ英会話教室にSEO対策が必要かというと、当然ながら英会話教室を探す多くの方が、「英会話教室」「英会話スクール」などの語句で検索をするからです。
しかし冒頭でもお伝えしたように、自社のホームページが検索上位に表示されない限りお客様には認知されないのです。認知されないということは、そもそも存在すら知られないわけですから、残酷なものです。
WEBの場合、上位5サイトから10サイト程度しか閲覧されることはありませんので、上位表示できるか否かで英会話教室の集客が決まるといっても過言ではないのです。
英会話教室のSEO対策において重要な検索キーワードは多岐にわたります。この検索キーワードを正しく理解していなければ集客には繋がらないため、確実に抑えておきましょう。
店舗型の英会話教室を検討しているユーザーの場合、「英会話教室 浦和市」「英会話教室 大宮駅」といった地域名や駅名をを含むキーワードで検索します。英会話教室は定期的に通い続けるわけですから、自分が住んでいる地域や、通学・通勤で通る駅付近で探す方はとても多いです。
ただし、地域関連のキーワードは競合の英会話教室も対策しているケースが多く、今回紹介するキーワードの中では最も難易度が高いといえるでしょう。特に都市圏では競合がひしめき合っているため、正しいSEO対策をおこなわなければ上位表示することはできません。
特定のターゲットを狙いたい場合、「英会話教室 子ども」「英会話教室 小学生」「英会話教室 大人」「英会話教室 社会人」「英会話教室 シニア」「英会話教室 高齢者」といったキーワードでのSEO対策が有効です。それぞれの英会話教室ごとに、重点的に狙いたいターゲットがいると思いますが、そのターゲットに自社を認知してもらうためにも、これらのキーワードでの上位表示は必須でしょう。
また、ターゲットが求める情報を的確に提供することも重要で、例えば子ども向けの英会話教室であれば、「楽しく学べる授業の工夫」や「英語の早期学習のメリット」なども伝えられると良いです。
英会話教室に通う目的がはっきりしているユーザーの場合、「英会話教室 ビジネス」「英会話教室 旅行」「英会話教室 日常会話」などのキーワードで検索します。ユーザーは単に英会話教室を探しているわけではなく、何かしらの目的があり、その目的を達成するために英会話教室を探しているのです。
特にこうしたキーワードで検索する方は目的が明確なため、自分が求めるサービスがあれば即決する場合も多いです。自社の英会話教室がどのような語句と相性が良いのか、客観的に理解した上でSEO対策のキーワードを検討することが重要です。
より細かいニーズに対応する場合、「英会話教室 マンツーマン」「英会話教室 少人数」「英会話教室 格安」「英会話教室 短期間」「英会話教室 オンライン」といったキーワードでもSEO対策できると良いです。
このような具体的なキーワードは、検索回数としては少ないものの競合も圧倒的に少なく、自ずと問い合わせ率が高くなる傾向にあります。ユーザーが検索しうる様々なキーワードを漏れなく対策することが重要であり、細かいところまでやり切ることで他社との差をつけることができるのです。
SEO対策が失敗するケースはいくつかの共通点があります。ここでは、主な3つの理由を解説していきます。
多くの英会話教室では、すでに何かしらのホームページを持っていると思います。しかしながら、ほとんどのホームページはSEO対策を意識した作りになっていません。
ただ作れば良いわけではなく、あくまでも集客のための土台としてのホームページを作らなければならないのです。英会話教室を開いたばかりの場合は簡易的なホームページでも良いと思いますが、集客に力を入れていきたいのであれば構造の見直しが必要です。
ホームページを作成した制作会社にそのままSEO対策をお願いするパターンがあります。もちろん制作会社の社内にSEO対策に詳しい担当者がいれば良いですが、ホームページを作ったデザイナーや営業担当が片手間でできるほどSEO対策は簡単な施策ではありません。
特に最近はSEO対策の難易度が上がっており、知識の乏しいSEO会社は撤退しているほど厳しい業界なのです。もちろんご縁があってのことだと思いますが、自社の重要な集客戦略ですから厳しい目で判断されることを強くおすすめします。
英会話教室の経営者が陥りがちな落とし穴の一つが、悪質なSEO対策会社との契約です。悪質なSEO対策会社は、「短期間での検索順位アップを約束するような話」を持ちこむケースがありますが、実際には不適切な手法をおこなっていることも少なくありません。
特に成果報酬型(検索順位が上がったら料金を支払う契約体型)のSEO対策会社は、かなりブラックの対策をして検索順位を上げることもあります。一時的には順位が上がったとしても、最悪の場合はGoogleからスパムとみなされ、検索結果から除外されることもあるため、本当に信頼できる会社なのかをしっかりと見極める必要があります。
前項でSEO対策が失敗する理由をお伝えしましたが、どのようなSEO対策会社に依頼すれば良いのでしょうか。ここでは選び方のポイントを解説します。
SEO対策会社の実力は、自社サイトの対策結果や過去のお客様の対策結果を見れば一目瞭然です。その際、「どんな業種のサイトで、具体的にどのようなキーワードで対策して検索上位を獲得しているのか」を聞くと良いでしょう。
SEO対策の実績について、SEO対策会社から「詳しくは教えられない」と言われた場合には、その会社は信頼してはいけません。良いSEO対策会社であれば、サービス導入を検討している会社に対しては必ず具体的な社名を教えてくれるはずです。
お伝えしたように、英会話教室のSEO対策で重要なキーワードは多岐に渡るため、一つのキーワードで上位表示されれば良いというわけではありません。
ご紹介したキーワード以外にも対策するべきものは無数に存在する中で、キーワードを制限するというのはSEO対策を正しく理解していないといえるでしょう。
どんなに気をつけていたとしても、確実に成果を出してくれるSEO対策会社かどうかは契約前には判断することができません。
SEO対策会社に依頼する場合、当然コストがかかるわけですから、支払う金額以上のリターンが見込めなければお金を捨てているのと同義なわけです。長期一括契約は避け、毎月契約の延長有無を選択できる形にすることで、リスクを最小限に抑えることができるでしょう。
いかがでしたでしょうか。英会話教室にとってSEO対策の重要性を感じていただけたのではないでしょうか。もし、英会話教室のSEO対策を検討されているのであれば、一度WEB集客ブレインにご相談ください。
実際に上位表示できている事例をご紹介しながら具体的なSEO対策についてお伝えさせていただきます。きっと集客のお悩みを解決できる第一歩になることでしょう。
<筆者プロフィール>
富士ゼロックス(株)、(株)船井総合研究所で経営コンサルティングの経験を積み重ねた後、独立。経営戦略から業務改革・集客マーケティングに至るまでトータルに企業経営を支援。
上場企業から中小企業まで、全国の多くのクライアント企業をかかえ、非常に高い成果の出せる経営コンサルタントとして活躍している。
【経歴】
・明治大学 講師
・ハリウッド美容専門学校 講師
・住宅業界向け経営塾「赤澤塾」主催
・サロン向け集客塾「エステサロン研究会」主催
など講師としても活動中