自社商品を愛してはいけない | 経営改革NOTE
2014/09/04(木)
ここ今年に入ってからでしょうか。
女性向けのエステサロン、ネイルサロンのオーナー様からの経営相談が異常に増えてきています。
明日も明後日もエステサロンのお客様からのご相談です。
弊社のサイトが検索順位を上昇させているのもありますが、特に冬の時期は深刻な経営状況に陥っている店舗も
多いのかもしれません。
また今のご時世、競争の激しいエステの業界は淘汰の波がきているのかもしれませんね。
関東近県からのご相談が多いのですが、遠方の北海道や九州熊本県といったところからのご相談も多々あります。
しかし、北海道や九州地方の場合はどうしても交通費をご負担頂くことになるため
結果として御伺い出来ない店舗様が発生してしまうことは非常に残念でなりません。
なぜ、こうしたサロン業界は厳しい経営に陥ってしまう店舗が多いのでしょうか?
実は明快な答えが私の中では出ています。
それは、多くのサロン経営者の方にお叱りを受けるかもしませんが、
経営戦略を持っていないからです。
正確には
と言った方が正しいでしょうか。
・施術が良いとお客様が来る
・接客が良いとお客様がリピートする
・クチコミで話題になって予約で一杯になる
・雑誌に取り上げられる
そう描いた夢とは大きくかけ離れた現実にいませんか?
でも、どこのサロンも施術に自信を持っています。
接客にも自信を持っています。
施術やサービスというのは、模倣されやすく差別化しにくいものです。
値引きしますか?キャンペーンをしますか?
それも競合他社も真似しますよ?
値引きすればするほど、自分も疲弊しますよね。
。。。。。
。。。。。
。。。。。
なのにどうやって、競合他社に勝ち抜くのでしょうか。
そこには明確な勝算があるのでしょうか。
明確な勝算がないビジネスはギャンブルと同じではないでしょうか。
我々のところにご相談にこられる経営者の方(特にサロン経営の女性社長)は皆さんこうおっしゃいます。
実践的経営手法を知らずに、経営することは
マニュアル本を見ただけで飛行機の操縦をして空を飛ぶようなものです。
この経営ノートは多くの業種業態の経営者の方がごらんになりますが、
もしあなたがエステサロンのオーナーやサービス業のオーナーの方であれば特に、
自社の経営戦略についてよく考えて頂ければと思います。
我々は、これまで多くの企業を指導して来た実績に基づいて、クライアントの目指すゴールに向けて
高い精度で最短距離で成功に導くお手伝いをしています。
1社でも多くの「志の高い経営者の方」のご支援ができればと想う次第です。
さて、明日も経営支援2件、がんばります♬