動画広告とは?バナー広告との違いもご紹介
2021/09/06(月)
Webマーケティングを学ぶ際に「本で知識を身につけよう」と考える方は多いでしょう。一方で、「一体どの本を読めばいいの?」と悩む方も多いかと思います。とりわけWeb広告は出版されている書籍数が多いので、悩んでしまうのも仕方ありません。
しかし「本を読む」ということにつまずき、Webマーケティングに対する熱が冷めてしまうのは避けたいところです。そこでこの記事では、初心者におすすめのWeb広告が学べる本をご紹介します。
悩んだらこの記事でご紹介する5冊の中から1つ選び、手に取ってみてください。もちろん、全部読んでみるのも良いでしょう。それでは、1冊ずつ特徴などを解説していきます。
目次
出版:2016年8月1日
著者:本間和城
出版は今から5年前と古いですが、Web広告における基礎知識が詰まっています。当時と違って現在ではSNS広告が主流になりつつありますが、リスティング広告などの基本は変わりません。時代は進んでも本書で語られている内容は、現代Web広告の十分通用するものです。
また、Web広告に限らず「商品を売ること」の本質についても書かれています。Webマーケティングとは商品が売れる仕組みを作る活動なので、Webマーケティングそのものが初心者だという方にもおすすめできる本です。
出版:2018年10月19日
著者:杓⾕ 匠、田中 広樹、宮⾥茉莉奈
Web広告の中でも、特にリスティング広告に特化した本です。リスティング広告というのは、Googleが提供する広告サービスであり、検索結果画面の上部または下部に表示されるテキスト広告のことです。
リスティング広告を運用しているとさまざまな問題に直面します。この本は具体的な事例を交えながら、問題を解決する手順ではなくその考え方を解説しているのが特徴です。つまり、類似した他の問題に直面した場合も応用が効き、あらゆる問題を改善しながらリスティング広告を運用する力が身につきます。
また、図解が豊富です。活字ばかりの説明ではうまく理解できないことも多いので、リスティング広告の仕組みなどをイメージしながら学べるので、リスティング広告初心者におすすめです。
出版:2014年6月10日
著者:長橋 真吾、小川 大介
リスティング広告を始めるのであれば、これも読んでおきたい1冊です。先ほどの本とは違って「リスティング広告での失敗」を題材に、その原因などを追求しながら解決策を提示してくれます。
リスティング広告は「即効性の高いWeb広告」とよく言われますが、その一方で足元をすくわれ、失敗に終わるケースが少なくありません。確かに他のWebマーケティングに比べると即効性は高いのですが、やはり試行錯誤や「中期目線で広告を育てていく」という姿勢が大切です。
最短距離で成果を出すには、先人たちに失敗を自らの経験値にすることも大切なので、リスティング広告を始める前に読んでおいてください。
出版:2021年9月30日
著者:船井総合研究所
社長や上司からいきなりWeb担当者に任命された、という方も多いでしょう。多くの企業がWebマーケティングに注目するようになったのは良いことです。一方で、リソースが足りないままWebマーケティングを始める企業が非常に多いこと。それによって誕生するのが「ひとりWeb担当者」です。
しかし泣き言ばかりではいられないので、この本でひとりWeb担当者のやるべきことを学びましょう。ひとりWeb担当者に任命されたけれど誰にも頼れない、不安がある、という方には心強い1冊です。
また、著者の船井総合研究所は年間5,500社以上をコンサルしている企業として有名であり、現場で培われた知識やノウハウがそのまま記されています。これを読んで、いきなりWeb広告のプロになることは難しくても、中小企業のWeb担当者としての基礎的な知識やノウハウは身に付きます。
出版:2019年10月10日
著者:一般社団法人 日本インタラクティブ広告協会(JIAA)
「プロが押さえておきたい」とタイトルにありますが、割と入門書的なWeb広告の本です。ただし、Web広告に対する知識ゼロの段階ではなく、上記に紹介した本を1つでも読み基礎知識が身についた状態で読む方が、本に書かれている情報をうまく吸収できるでしょう。
Web広告業界では、時代と共にトレンドが変わり、新しい用語がどんどん出現します。この本では最近のWeb広告業界で使われている新語なども押さえているので、初心者からさらに一歩踏み出したい方におすすめです。
また、Web広告の歴史についても知ることができるので、基本をおさらいしたい方が読んでも有益な本でしょう。
本を読んでWeb広告について学ぶのは良いことです。しかし、情報をインプットするだけではいつまで経っても効果のあるWeb広告は運用できません。本で得た知識やノウハウは、その熱が冷めないうちにアウトプット、Web広告を実践しましょう。
インプットとアウトプットを同時に行うことで、本で得た知識やノウハウがしっかりと定着します。本によっては、「こんな時はこうするんだよ」と教えてくれるものもあるので、そうした実践的な本を読みながらWeb広告を運用するのも1つの手段です。
Web広告の訓練という名目で予算を押さえられるなら、本に書いてある内容をどんどん実践していきましょう。