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Web広告・インターネット広告の費用とトレンドを解説

Web広告・インターネット広告(以下Web広告)へ取り組もうにも、そこにかかる費用がわからなければなかなか手は出せません。
「ちょっとした設定ミスで膨大な広告費用を支払うことになった」なんて事例を耳にして不安になっている方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、Web広告の費用相場についてお話します。
今取り組むべきWeb広告についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

Web広告の種類と費用相場

Web広告の種類と費用相場
それでは早速、Web広告の種類を整理しながらそれぞれの費用相場を確認していきましょう。

リスティング広告

リスティング広告は別称「検索連動型広告」といって、GoogleやYahoo! JAPANの検索結果ページに表示されるテキストベースの広告です。
広告を出稿する際に「どの検索キーワードで表示させるか?」が選べるので、すでにニーズが顕在化しているユーザーを狙えるチャンスがあります。
広告費用の発生基準は「広告のクリック」です。表示された広告をユーザーがクリックすると費用が発生します。
費用相場はワンクリックあたり1円~1,000円以上と幅広いのが特徴です。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告はアドネットワークやDSP(デマンド・サイド・プラットフォーム)と呼ばれる、無数の広告枠を管理するシステムを利用するWeb広告です。
「どんなユーザーに広告を表示させたいか?」を事前に設定し、それに応じた広告出稿を行います。
広告費用の発生基準は「広告のクリック」または「広告の表示」が基本です。ちなみに広告枠にどの広告が表示されるかはその時の入札金額によって異なります。
入社金額を多く設定している広告の方が表示されやすいということです。この点はリスティング広告と同じです。
費用相場はクリック課金ならワンクリックあたり30~100円、表示(インプレッション)課金なら1,000回表示されるごとに10~数百円がかかります。

純広告

純広告とは、Webサイトに設けられた個別の広告枠へ出稿するタイプです。
イメージとしては新聞広告や雑誌広告と同じであり、出稿期間やWebサイトの表示回数などに応じて費用が変わります。
費用相場は幅広く、出稿期間ベースなら1週間あたり数万円のWebサイトもあれば1,000万円以上かかるWebサイトもあります。これはPV数が多いほど広告費用が高くなると考えてください。
インプレッション課金の場合は1,000回表示されるごとに10円以上の費用がかかります。

SNS広告

Facebook、Instagram、Twitter、LINEなど日本国内で人気のSNS上で広告を出稿できます。出稿方法はSNSによって異なり、それぞれの特性を活かしているのが特徴です。
また、SNSごとにユーザー層が異なるのでWeb広告の目的に合わせて適切なSNSを選択するのがポイント。
費用相場はクリック課金ならワンクリックあたり50円以上、インプレッション課金なら1,000回表示につき50円以上の費用がかかります。
ちなみにリスティング広告のクリック単価が高騰する中、SNS広告に移行する企業が増えています。

動画広告

動画を使った広告です。主にYouTube上で掲載される広告、あるいはWebサイト上で自動再生される広告を指します。
YouTubeならユーザーが動画を視聴する直前や視聴途中にCMのように表示されます。
ただし、テレビCMと異なるのは「動画広告をスキップできること」です。費用発生は再生回数ごとが基本です。
費用相場は1再生あたり10円以上かかり、設定するキーワード等によっては数百円かかることもあります。

アフィリエイト広告

ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)に広告を登録し、アフィリエイトサイトを運営するブロガーや企業がその広告を自身のサイトに貼り付けます。わかりやすく言えば「広告出稿の代理」です。
Webサイトに貼られた広告がクリックされるか、表示されるか、あるいはユーザーが特定の行動(購入、登録など)を起こした際に費用が発生します。
費用相場はクリック課金ならワンクリックあたり1円から、インプレッション課金なら1,000回表示につき50円から。例えばユーザーが商品やサービスを購入した場合は1,000~数万円の費用が発生します。ちなみにASPへ支払う広告費用は企業独自にコントロールできます。

ネイティブ広告

自社のWebサイト、情報系メディアサイト、ブロガーサイトなどのコンテンツに広告を溶け込ませるようにする手法です。ユーザーに有益な情報を提供しながら広告出稿ができるので、抵抗感が少なく高い効果が期待できます。
情報系メディアサイトやブロガーサイトに依頼してネイティブ広告を作成する場合は、PV数に応じた費用がかかります。例えば1記事に見込めるPV数が5,000PVなら、「5,000×10~数百円」が費用相場です。
大手情報系メディアに掲載するとなると、1記事のネイティブ広告を作成・投稿するのに100万円以上かかることもあります。

今取り組むべきWeb広告はコレだ

今取り組むべきWeb広告はコレだ
最後に、今取り組むべきWeb広告をご紹介します。

  • 動画広告
  • SNS広告
  • ディスプレイ広告

動画広告は今最もホットなWeb広告だと言えます。
テキストや写真を組み合わせた広告よりも情報量が多く、ユーザーの注意喚起もできるので高い広告効果が期待できます。
また、キーワードを選べば広告費用を抑えながらの運営も可能なので、費用対効果も追及できます。
続いておすすめするのは、SNS広告です。今やSNSの利用率は70%を超えており、巨大なプラットフォームへ成長しています。とりわけ10~30代のユーザーが多いため、10~30代をターゲットにした商品やサービス、キャンペーンならSNS広告を最大限活用すべきです。
ディスプレイ広告もおすすめしておきます。
数年前からリスティング広告のクリック単価の高騰が騒がれており、ディスプレイ広告の存在感が高まっています。
リスティング広告との大きな違いとしては、費用を抑えながら認知度を高められる点です。
表示するだけなら費用はゼロ(クリック課金)ですので、効率的な認知拡大活動が可能です。
特に、自社のコンセプトや特徴をクリエイティブ(画像やテキスト)にしっかりと落とし込めば、ユーザーの頭の中に自社の存在を植え付けることが可能になります。
以上が、Web広告の種類とそれぞれの費用相場です。費用相場が低いWeb広告を選ぶのも1つの選択方法ですが、大切なのは「しっかりと費用対効果が出せるか?」です。
Web広告の目的を明確にしながら、費用相場にとらわれすぎず最適なWeb広告を選んでください。
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