「仕事」していますか?社長から従業員へのメッセージ
2018/04/18(水)
年々、中小企業経営において「事業継承」という言葉が、目につくようになりました。
東京商工リサーチの調べによると
社長の平均年齢は 60.6歳
だそうです。
さらに社長の5人に1人が70代以上というのが、日本の中小企業の現実です。
社長の年齢が高齢になればなるほど、業績は落ち込むという傾向があるそうです。
確かに、社長業というのは、
資金繰り、幹部育成、商品開発、営業管理、社内指導
などなど、大企業の社長がやらないようなことまで幅広くおこなうスーパーマンのような
方が多いのです。
とくに今、50代以上の経営者の方は、
昔からバリバリと社長業をやっていた人も多いのです。
そうなると、社長と同じようなスーパーな仕事が出来る次世代の後継者というのは
ほとんどの会社では存在しません。
そうなると、その社長が年々、体力的・気力的に弱くなっていけば
廃業や縮小の危機に陥るのも必然といえます。
さらに、自分の子供を跡継ぎにするとしても、
親子の関係の中で、なかなか上手く引継ぎが出来ないということも
中小企業で多く起こるトラブルです。
事業継承は、時間が解決してくれることもありますが、
時間が経てば経つ程、会社の魅力は減少していくので、出来るだけ
早く事業継承に取り組む必要があるわけです。
経営者の最後の仕事こそ「事業継承」
そう考えて、最後の華を咲かせるために今一度、
経営改革に取り組んでみませんか。