動画広告とは?バナー広告との違いもご紹介
2021/09/06(月)
LINE広告は、日本人の約6割が使用し、2021年6月末時点で8000万人以上のアクティブユーザー数を誇る、人気コミュニケーションアプリ「LINE」を媒体とする広告です。
LINEが展開するサービスはチャットだけでなくニュースやマンガ等のサービスがあり、そういったサービス内への広告配信ができます。
こちらではLINE広告の始め方について、わかりやすく解説していきます。
目次
LINE広告は、LINEのタイムライン、LINEニュース、LINEマンガといった各種サービスに広告を配信でき、Google広告と同じように運用型の広告です。
LINEは生活のインフラであるチャットアプリということもあり、幅広い層のユーザーが集まっています。
そうしたLINEを利用するユーザーの行動データ、性別や年齢などの属性情報を利用し、緻密なターゲット設定を行って広告を表示することができるのがメリットです。
またLINE広告はFacebook広告やGoogle広告といった他のWeb広告媒体ではカバーできないユーザー層にリーチできる点も魅力です。
Facebookの活用やGoogleでのネットサーフィンはあまり行わないけど、LINEは生活する上でよく使うというユーザーも多いのです。
ではLINE広告のアカウント作成から順番に説明していきます。
まず、以下URLからLINEビジネスIDの取得を行いましょう。
https://admanager.line.biz/pages/entry-flow/
オンライン申し込みをクリックし、メールアドレスで登録をクリックします。
LINEビジネスIDの発行・ログインが終わったら、広告アカウントの作成を行います。
先ほど発行したLINEビジネスIDで管理画面にログインし、請求先情報、広告主情報(広告主の正式名と広告主のWebサイトURL)、商材情報(ランディングページのURLなど)といった基本情報を入力していきます。
基本的にはクレジットカード情報の登録が必要になります。(オンライン以外からのLINE広告申し込みや、クレジットカード以外での支払いを行うオフラインアカウントの場合はこの限りではありません。)
管理画面の「請求と支払い」から登録します。
広告アカウント作成の際には手元にクレジットカード情報を用意しておくとよいでしょう。
このあと入力された情報をもとにLINE広告側で審査が行われます。
ちなみに一度承認が下りた広告アカウントは後で削除できないため、登録情報に間違いがないか確認してから審査に回すのがベターです。
広告として配信するクリエイティブを準備しておきます。
LINE広告の入稿規定を確認し、規定にあったものを作成しましょう。
LINEは幅広い層のユーザーが利用するアプリのため、そうしたユーザーが不快感を持たないようなクリエイティブを準備しましょう。
ここでは、入稿規定などガイドラインを掲載したLINEのヘルプページに目を通しておくとスムーズです。
広告アカウントが承認されたら入稿を行います。
広告キャンペーンを作成し、キャンペーン単位でクリエイティブとランディングページを決めるなどして、管理しやすいようにしましょう。
広告グループでは広告の配信先や入札単価の設定を管理、キャンペーンでは広告の配信目的を管理するというイメージで進めていきます。
なお、キャンペーンの目的では、自社が考えるプロモーション実施のゴールに応じた設定を行いましょう。
資料請求や来店予約等の増加が目標であれば、ウェブサイトのコンバージョンが一般的な設定になります。
入稿の際は広告のフォーマット選択があります。
画像、動画、カルーセルから選択しましょう。
広告フォーマットを選んだら次は広告の内容を設定します。
画像を選んだ場合、画像をアップロードしていきます。
ちなみに、画像内にテキストが20%以上含まれるものは配信頻度が下がる傾向にあるため、あまりおすすめできません。
「タイトル」は広告の見出しになるので、ユーザーの興味を引く文章が必要になります。
「ディスクリプション」は説明文の部分です。
ランディングページと関連した内容を意識しつつ、タイトル文の補足や興味を盛り上げるようなテキストを書きましょう。
「ボタン」はユーザーがクリックするボタンです。
広告の内容に合うものを選びます。
「ランディングページ」は広告の遷移先URLで計測コードが入っていないものを設定します。
計測コードを入れたURLは「リンク先URL」に入力してください。
すべての情報を入れ終えたらプレビューし、広告を確認しましょう。不自然な点がないか、広告を見たユーザーの目線でチェックするのが基本です。
LINE広告を通じて獲得した問い合わせ数や来店予約数等の広告成果を正しく把握するために、ランディングページに広告効果測定のためのタグ「LINE Tag」を設置しましょう。
LINE Tagには3種類の役割があります。
一つ目はすべてのページに設置してユーザーの行動を計測する「ベースコード」、二つ目はコンバージョン数を計測する「コンバージョンコード」、最後にユーザーをラベリングするための「カスタムイベントコード」です。
LINE Tagの使い方や設置方法など、詳しく知りたい方はこちらを確認してください。
入稿されたクリエイティブを含め、審査上問題が発生しなければ広告配信スタートとなります。
もし広告の審査に落ちた場合は、ガイドラインを参照しながら問題箇所がないか再チェックします。
LINE広告の審査
ここまでLINE広告のアカウント作成から各種設定、レポート確認までの流れを紹介してきました。
やることが多そうだな、という印象を受けるかもしれませんが、実際画面を見ながら行うと複雑な操作はなく、簡単に進めることができます。
LINE広告は、その他の媒体と比べて幅広いユーザーにリーチすることができます。
より多くの潜在顧客に自社の商品やサービスを認知してもらいたいという企業は一度検討するべきでしょう。
ぜひこの機会にLINE広告にチャレンジして、Web集客を加速させましょう。
Web広告全般についてもっと知りたいという方は、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
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