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SXOとは?SEOとの違いを解説

Web集客のためにSEO(検索エンジン最適化)に取り組む方はたくさんいらっしゃいます。
しかし、「SXO(検索体験最適化)」に取り組んでいる方はまだ少ないのが実情です。
このSXOとは何か?気になっている方も多いでしょう。
今回はSXOの概要やSEOとの違い、SXOに取り組むべきメリットなどについてご紹介します。
Googleが推奨するWEB集客の考え方を取り入れて、ビジネスの成長を目指しましょう。

 

SXOとは?

SXOとは?
SXOは「Search Experience Optimization」の略であり、前述のように日本語では「検索体験最適化」となります。
検索体験という言葉は耳馴染みがないので、わかりやすく言い換えると「検索結果がユーザーの満足できる内容であるか否か」を表しています。
たとえば「SXOってなに?SEOと何が違うの?」という疑問が生じた際、多くの人がGoogleを使って検索をします。
その際にSXOについてやSEOとの違いを明確に示しているコンテンツと巡り会えなければ、それは「SXOが悪い」ということです。
一方、ユーザーの検索体験を満足させられるようなコンテンツが揃っていれば「SXOが良い」ことになり、ユーザーからの信頼を得やすくなります。

SEOとの違い

「それって結局SEOと同じじゃない?」と思われることでしょう。
確かに似ていますが、SEOは「特定のキーワードで検索上位に表示されること」を目的としているため、必ずしも検索体験の向上に繋がりません。
SEOを実施する過程でユーザーが満足するようなコンテンツに仕上がり、結果として検索体験が向上することはあってもそれはあくまでSEOであり、SXOではないのです。
SXOでは検索上位に表示されることよりも「ユーザーに有益な情報を届け、検索体験を高めること」に注力します。
最近になって耳にすることが多くなったSXOですが、実は2012年からその考え方が提唱されています。
GoogleのSEO問題対策にあたっているマット・カッツ氏は、以下の動画にて初めてSXOについて提唱し、検索体験を第一に考えることに大切さについてコメントしています。
https://youtu.be/ZStQhWx8YPc

 

SXOの基本

SXOの基本
それでは、SXOを良くする方法を具体的にご紹介します。
SEOと被る部分もありますが、あくまで「検索体験を第一に考えている」という点で異なることを念頭に置きましょう。

descriptionタグの修正

descriptionタグとは「メタディスクリプション」とも呼ばれ、検索結果ページにて表示されるコンテンツの説明文です。
descriptionタグの修正
上記画像の赤枠部分がdescriptionタグに設定されている説明文です。
descriptionタグはGoogleからの評価対象外なのですが、これらの説明文をまず読んでからコンテンツをクリックするか否かを判断するユーザーが多いためdescriptionタグの改善はSXOに繋がります。
表示される文字数はパソコンからの閲覧で全角70文字、スマートフォンからの閲覧で全角65文字なのでこの範囲に収まる説明文にするのが最適です。
簡潔な説明文で当該コンテンツがどんな内容なのかをユーザーに示しましょう。

ユーザーニーズを熟考する

検索キーワードの1つ1つに対し「ユーザーはなぜそのキーワードで検索しているのか?」とユーザーニーズを熟考し、コンテンツ案を練るのもSXOだと言えます。
たとえば「キャンプ 初心者」を検索したユーザーにはどのようなニーズがあると考えられますか?
おそらく次のようなニーズがあるだろうと想定できます。
・キャンプに必要な道具を知りたい
・初めてのキャンプを楽しく過ごすためのプランが知りたい
・初心者におすすめのキャンプ場が知りたい
・手ぶらで楽しめるキャンプ場が知りたい
実際に検索してみると、トップに表示されているコンテンツは「ソロキャンプ初心者がまず揃えるべきおすすめギア(道具)は9つ!【キャンプ場スタッフ厳選】」でした(2021年11月初旬検索)。
なるほど「キャンプ 初心者」といってもソロキャンプのカテゴリがあり、ソロキャンプを始めたいと考えている人が多いというのは盲点でした。
このようにユーザーニーズを簡単に考えても、実際のニーズとのギャップが多々発生します。
従って検索キーワードに対するユーザーニーズは「考え過ぎ」くらいが丁度良く、それがSXOに繋がります。

サイト表示速度と利便性を改善する

「Googleで検索してコンテンツをクリックするまで」がSXOの範囲ではなく、その後ユーザーがWebサイトでどのような体験を得たかも含みます。
つまり、サイト表示速度は早い方が良いですし、利便性は高い方が良いのです。
高級感あるブランドイメージを与えたいがために画像や動画、Java Script(動きを加えるプログラム)を多用するとWebサイト全体の動きが重くなります。
実際、「PRADA」や「GUCCI」などのブランドサイトはそれらの要素を多用しているため動きが非常に重く、ストレスを感じることが多々あります。
しかし、PRADAやGUCCIなどのブランドは価値が高く、それらの商品を「欲しい!」と望むユーザーが多いため売上にはあまり影響しません。
そこが中小企業や個人事業主が実施するWEBマーケティングとの違いです。
Webサイトの表示速度は可能な限り早く、利便性は可能な限り高くなければユーザーの検索体験を損ね、離脱する可能性が高まります。

 

SEOに加えてSXOに取り組みましょう


Googleなどの検索エンジンに好かれるコンテンツと、ユーザーに好かれるコンテンツは異なるものです。
しかし最近では、Googleの度重なる改良により「コンテンツの質を重視した検索エンジンの評価」が実現しつつあります。
従ってSEOよりもSXOの方が現代社会では重要であり、必ずSEOと一緒に取り組むべきWEBマーケティング施策です。
この機会にSXOを取り入れ、より効果のあるWEBマーケティングを目指しましょう。
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