GICP流の働き方改革としての有給休暇
2018/05/07(月)
少し前に、弊社内メールで従業員に当てたメールを共有いたします。
コンサルティング会社である以上、価値は人であり、評価は結果でしか表すことができません。
そんな環境下で一人一人の価値を向上させて「仕事」の生産性を高めるには
まず、「仕事」とは何かということを理解しなければなりません。
従業員全員に送ったメールを共有しますので、ご参考になれば。
<<<<<以下 転載>>>>>
みなさん、お疲れ様です。
最近、皆さんの仕事ぶりを見ていると
「人に言われなければ動かない、行動しない」
という、仕事への受け身の姿勢を感じることが多々あります。
ここで今一度、「仕事」について考えてもらおうと思います。
皆さんに
「仕事していますか?」
とお聞きすると、全員が
「仕事をしている」
と答えるでしょう。
では聞きますが、「仕事」って何ですか?
何をもって「仕事」をしているというのでしょうか。
「仕事の定義」って考えたことありますか?
実は、何を持って「仕事」というのかは、定義が存在します。
作業+改善行為
のことをビジネス社会においては「仕事」をするというのです。
「作業」とは、その行為そのものを指します。
例えば、
など、皆さんが日頃行っている行為のことを指します。
その作業を一般的な用語としては「仕事」と言っているのですが、厳密に言うと違います。
それは「作業」です。
では、「改善行為」とは何かと言うと、
といったように、
現状よりも作業の質を向上させるために考えて、手を打つことです。
こうした改善行為を繰り返し行うことで、
その作業の価値を高めることが可能になりますよね。
「作業」と「改善行為」これらを合わせた行為を「仕事」と呼びます。
皆さん、仕事していますか?
仕事するためには日々、現状における問題、課題を感じながら、作業をこなすと同時に改善していく意識が求められます。
難しい話ではありません。
「どうすればもっと良い仕事ができるようになるかを考える」、ということです。
それは、役職、雇用形態、役割は全く関係ありません。
どの立場であっても同じことが言えます。
GIの人材を採用するときに最も大事にすること、知っていますか?
それは、
個人のスキルではありません。
資格の有無でもありません。
経歴でもありません。
GIが最も大事にすること、それは、「仕事」ができるかどうか。
つまり、
与えられた作業をこなしながら、自ら改善を行い、自らを成長させていく人間性を兼ね備えているかどうかです。
GIに入社する前に、
いませんよね?
それでもなぜ採用されたのでしょうか?
そこをぜひ考えてみてください。
私は、皆さんの「今」を評価して採用していません。
私が評価していることは
入社すると日々の「仕事」を通じて、自らを磨き、自らを高め、プロフェッショナルとして成長して、
近い将来、GIにとって貴重な人財として活躍してくれる。
そうした人間性だと信じて採用しているのです。
私たちの仕事は、経営コンサルティングという
「社長」に企業経営を教えるという非常に崇高であり、レベルの高いサービスを提供することです。
日々、情報やサービスが目まぐるしく変化・進化していく中で、それらを遅れることなく捉えて
有効なノウハウとして提供していかなければなりません。
今、実際にやってることとして
など、社内外含めて実際に取り組んでいることは、業界においても、かなりレベルの高い仕事をしているに違いありません。
それらは全て我々が「仕事」を積み上げてきた結果です。
最近、HさんとUさんが、自分たちで考えて、自社の採用ページを修正してもらいました。
私が指示したわけではありません。
その結果、以前よりも広告をかけなくても採用者が増えるようになりました。
自分たちで考えて、改善したわけです。
一例ですが、これは「仕事」ですよね。
こうした取り組みをもっともっと自分たちで実践してください。
誰かに言われるのではなく、自分たちで考え、自分たちで行動し、自分たちで改善すれば、きっと良い方向に行くはずです。
そこで失敗すること、うまく行かないことで、私が叱責することはありません。
私に何度も同じことを注意されるといことは、考えることもしていないし、言われたことを本気でとらえていないからです。
それが、何度も同じことで注意されるという現象として表出化しているわけです。
私たちは、経営コンサルティングのプロフェッショナルであるという自負とプライドを持って、日々の「仕事」に取り組んでください。
「仕事」してますか?