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SEOにおいて検索順位が下がった時にするべきこと

SEO集客で順位が下がったときの対処方法
SEOに取り組んでいると、検索順位が上がるばかりではなく下がることもあります。検索順位が下がるとGoogleやYahoo!の検索結果表示で露出が減り、集客効果が少なくなってしまうので改善したいところです。
そこで今回は、SEOにおいて検索順位が下がった時にするべきことをご紹介します。まずは検索順位が下がる原因から理解していきましょう。

検索順位が下がる原因

検索順位が下がる原因
GoogleやYahoo!の検索結果で上位表示を獲得したと思ったら、数日〜数週間後に検索順位が下がるという現象はよく起こることで誰もが経験することです。
大切なのは「その後の対処」です。まずは検索順位が下がった原因を究明する必要があります。では、どういった原因で検索順位が下がるのでしょうか。主に考えられる3つの原因を解説します。

Googleの大型アップデート

Googleは定期的にアップデートを行っています。日常的に実施されるアップデートが検索順位に影響することは少ないですが、年に数回実施される大型アップデート(別名:コアアップデート)には注意が必要です。
大型アップデートでは、大きな評価基準の大きな変更点を含む場合があり、しばしば全世界規模で大幅な順位変動が発生します。まずは大型アップデートが原因かどうかを調べてみましょう。
ちなみに、2021年6月に実施された大型アップデートでは大きな順位変動が見られ、Webサイトによっては30位以上変動したとされています。

Googleからペナルティを受けている

Googleはユーザーにより良い検索体験を提供するために、Webサイトに健全さと有益さを保つためのガイドラインを設けています。たとえば、被リンクを増やすだけの不正なリンク獲得はガイドライン違反に該当し、そうしたWebサイトは必ずペナルティを受けます。
主なペナルティは検索順位の大幅な下落です。Googleのインデックスから削除されるような対応は滅多にないので、ペルナルティを受けている場合は検索順位が下がります。
Googleのペナルティには「手動」と「自動」の2種類があります。手動ペナルティはGoogleの従業員が直接調査した結果、ガイドライン違反があると判断した場合に課せられます。
自動ペナルティは検索エンジンがガイドラインを検出した場合に課せられ、自動ペナルティよりも手動ペナルティの方が重いペナルティを課せられると考えられています。

競合サイトの評価が上がった

Googleの検索順位は「相対評価」です。競合サイトの評価が上がって検索順位が上がると相対して自社サイトの検索順位が下がります。複数の競合サイトの検索順位が同時に上がると、自社サイトの検索順位が大幅に下がる可能性もあるでしょう。
ただし、1〜3位ほどの検索順位の変動は日常的に起きているので、変動幅が少ない場合は焦って「検索順位が落ちている」と判断しないことです。数日〜数週間様子を見て、検索順位が下がり続ける場合は対処を考えましょう。

検索順位が下がった時にするべきこと

検索順位が下がった時にするべきこと
検索順位が差がたら、そのままにしておくわけにはいきません。Webサイトやコンテンツのどこかに問題があるため、対処して検索順位の回復を図りましょう。では、検索順位が下がった時にするべきことを解説します。

ツールを使って原因究明

まずはツールを使って検索順位が下がった原因を究明します。Googleの大型アップデートの原因かどうかを調べるには、まず大型アップデートの通知を公式ツイッター(「Google SearchLiaison」@searchliaison)から発表されるので定期的にチェックしましょう。
大型アップデートが実施された期間で検索順位が下がったのなら、アップデートが原因だと考えられます。さらにSEOツール「namaz」を使って、検索順位の変動幅を調べましょう。使い方は以下の記事で解説しています。
関連記事:SEOツール「namaz」の使い方
Googleのペナルティを受けていないかどうか、「Googleサーチコンソール」を利用するために登録したメールアドレス宛にGoogleからのメッセージが届いていないか確認しましょう。手動ペナルティを受けた場合はメッセージが届いているはずです。自動ペナルティは通知が来ないので確認できません。
関連記事:Googleサーチコンソールの使い方を初心者向けに解説

規約違反なら違反行為をやめる

Googleからペナルティを与えている旨のメッセージがとどいている場合、メッセージ内容に従って違反行為をやめましょう。たとえば、不正なSEOを知らずに被リンクを買ってしまった場合、Googleからの手動ペナルティを受ける可能性があります。
そうした際は被リンクを削除し、問題を修正したことを知らせるためにGoogleサーチコンソール経由で再審査リクエストを送信しましょう。審査に通過すればペナルティが解除されます。

サイトに問題があれば改善する

検索順位が下がった場合、Webサイトそのものに問題が隠れている可能性もあります。大半の理由はGoogleの大型アップデートにより、それまで当たり前とされていた対策が通用しなくなった時です。大型アップデートの内容を確認し、問題があれば改善しましょう。

コンテンツに問題があれば専門性を高める

一時は上位表示を獲得したものの、他社サイトのコンテンツが充実したことで検索順位が下がることもあります。そうした際は、コンテンツの専門性や網羅性を高めるための対策をとりましょう。
たとえば他社サイトのコンテンツを分析し、そこに掲載されている情報は全て網羅した上で、独自情報を加えて専門性も高めます。コンテンツが評価されれば、早くて1週間程度で検索順位が回復します。
関連記事:Webマーケティングにおける競合分析の重要性とやり方について解説

検索順位が下がったら素早い対処を

検索順位が下がったら素早い対処
SEOでは検索順位の変動、そして順位が下がったときの対応は日常茶飯事です。その中で最も大切なことは、速やかに検索順位下落の原因を究明して順位の回復を図ることです。
場合によっては根本的な改善も必要になるので、広い視野を持って原因究明と対処に取り組んでください。
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