メールマーケティングとは?手法やおすすめツールをご紹介
2021/09/05(日)
マーケティング活動に日々取り組んでいると、毎回やるべき定型作業をなんとか効率化できないかと考えるようになります。また、より効果の高いマーケティング施策を講じるにはITツールによる定型作業の自動化が不可欠でしょう。
そこでおすすめしたいのが、マーケティングオートメーションツール、略して「MAツール」です。今回は中小企業におすすめのMAツールを5つご紹介します。
マーケティング活動をレベルアップさせたいという経営者・担当者の方は、ぜひMAツール導入を検討してみてください。
目次
今回ご紹介する5つのMAツールは、下記3つの基準で選定しました。
- 低コストで使える
- 料金がハッキリしている
- 初めてでも使いやすい
それでは、それぞれの特徴を踏まえながらご紹介します。
BowNowは2016年1月にサービス提供を開始した、比較的新しいMAツールです。数あるMAツールの中でもフリープランを提供しており、無料で使い始められるということで、わずか5年で6,900社が導入するMAツールに成長しました。
以下のような、MAツールとしての基本機能はきっちり押さえています。
- 自社サイトに訪問したユーザーの企業名がわかる
- ユーザーごとに企業情報を設定できる
- ユーザーごとのアクセス解析をチェックできる
- サイトフォームを作成できる
集めた情報をもとにユーザーとの信頼関係を築き、有望見込み客を抽出する機能もあります。
それでいて、有料プランも低コストで利用できるので初めてMAツールを導入する中小企業におすすめです。
プラン名
- フリー
- エントリー
- ライト
- スタンダード
月額費用
- 無料
- 5,000円
- 20,000円
- 30,000円
管理できるコンタクト数
- 1,000件
- 1,000件
- 3,000件
- 5,000件
元祖MAツールとも呼べるHubSpotは、意外にも月額5,400円という低コストで利用できます(年間一括払いの場合)。低コストプランでもマーケティング活動に必要な以下機能は全て揃っています。
- 見込み客管理
- フォーム作成
- Eメールマーケティング
- ランディングページ作成
コンタクト数が少ないと感じれば月額5,400円/1,000件単位で追加できるので、100,000件のコンタクト数で利用する場合でも月額54,000円です。嬉しいポイントはWebサイトにチャットを追加できる機能です。
Webマーケティングでよく見るチャットサポート機能をWebサイトに追加すれば、問い合わせ数の増加に期待ができます。
プラン名
- スターター
- プロフェッショナル
- エンタープライズ
月額費用
- 5,400円
- 96,000円
- 384,000円
管理できるコンタクト数
- 1,000件〜
- 2,000件〜
- 10,000件〜
中小企業・大企業の隔てなく多くの企業で導入されている正統派MAツールです。MAツールと聞いて思い浮かべるのが、ユーザーの行動に応じて自動的に配信されるシナリオメールやメルマガ配信でしょう。それらの機能を、一般的なイメージ通りに備えているのがKairos3の特徴です。
数あるMAツールの中でもインターフェースがシンプルで使いやすく、国産ツールなのでサポート対応も安心です。他4つのMAツールと比べるとコンタクト数あたりの月額料金が少々高めですが、コンタクト数が増えるほどディスカウントがあるので10,000件管理する場合は46,000円とHubSpotより低コストで利用できます。
月額費用
- 15,000円
- 22,000円
- 34,000円
管理できるコンタクト数
- 100件
- 1,000件
- 3,000件
LinyはLINE公式アカウントの運用に特化したMAツールであり、他のMAツールと少し毛色が異なります。経済産業省や金融庁などの官公庁、東京都や神奈川県などの自治体、さらに大企業や教育機関まで幅広く導入されているので、その実力は折り紙付きです。
以下の機能を備えており、LINEマーケティングに欠かせないMAツールです。
- LINE公式アカウントの友だちをタグ付けして現状ステータスを明らかにして対応状況を確認する
- 予約機能を作る
- シナリオ配信や一斉配信
導入検討の際はLinyのプラン料金と、別途LINE公式アカウントの月額料金も含めて予算を計画しましょう。
プラン名
- スタート
- ベーシック
- プレミアム
月額費用
- 5,500円
- 39,800円
- 69,800円
送信できるメッセージ数
- 1,000通
- 15,000通
- 45,000通
今回ご紹介するMAツールの中では最も月額料金が高いMAツールです。しかし、月額100,000円で60,000件のコンタクト数を管理できるので、コンタクト数あたりの費用で計算するとコストパフォーマンスの高いMAツールだと言えます。
MAJINはBtoB(対企業)ビジネスだけでなく、BtoC(対消費者)ビジネスにも使えるのが他4つのMAツールにはない特徴です。だからこそ標準でコンタクト数が多いのでしょう。BtoCビジネスの場合はコンタクト数が必然的に多くなるので、コンタクト数あたりのコストパフォーマンスに優れたMAJINがおすすめです。
プラン名
スタンダード
月額費用
100,000円〜
管理できるコンタクト数
60,000件
いかがでしょうか?今回ご紹介した5つのMAツールはどれも中小企業におすすめです。ただし、企業によってビジネスの特性も、マーケティングの目的も違います。
必ずしも全てのMAツールが自社ビジネスにマッチするとは限らないので、しっかりと独自視点を持って導入すべきMAツールをご検討ください。まずはビジネス上、マーケティング上の課題を整理してから、それを解決できるMAツールはどれかという視点で考えてみましょう。