Web集客・Webマーケティングのコツとは?
2021/09/12(日)
全国の税理士登録者数は2020年で7万9,404人でした。1980年の登録者数が約半数なので、ここ40年で税理士の集客競争率は、単純計算で2倍上がったことになります。
税理士の集客競争は今後も厳しくなっていくでしょう。その中でおすすめしたいのが「WEB集客」です。素晴らしい仕事をできる自負があっても、お客様を集められなければ仕事は出来ません。本記事では、税理士におすすめのWEB集客方法をご紹介するのでぜひ参考にしてください。
目次
それでは早速、税理士のおすすめのWEB集客方法をご紹介します。税理士の方の多くがホームページを作成していますが、単に作成するだけでは集客できません。まずはSEO対策の実施を検討しましょう。
SEO対策とは、Googleに評価されやすいホームページを作るためのテクニックです。そのためには、HTMLやCSSと呼ばれる、ホームページを構成するソースコードを最適化する必要があります。SEO対策は細部まで意識する必要があるので、初心者向きのWEB集客方法ではありません。
しかし、SEO対策を実施しなければWEB集客の成功は難しいと考えてください。今日、多くの人がインターネットを使って情報収集を行なっています。お客様はリアルではなく、常にオンラインの世界に存在するのです。従って税理士のWEB集客方法としてホームページのSEO対策は基本中の基本であり、早期段階で対応しなければいけません。
すでにホームページを作成しているがSEO対策まで気にしていない場合は、SEO対策ができるWEB制作会社やSEOコンサルタントにリニューアルを依頼しましょう。
参考記事:SEO会社にホームページのSEO対策は絶対に頼んではいけません!!【2024年最新】
専門知識を多く有する税理士は、ブログやSNSを使って積極的に情報発信を行いましょう。ブログでは節税などに役立つ、しっかりとした情報を発信し、SNSでは税制などに関する最新情報に言及するような情報発信をします。もちろん、個人的な投稿をしても問題ありません。ただし不適切な発言による炎上には注意してください。
ブログで情報発信する際は、SEO対策を意識しましょう。ホームページだけでなく、1つ1つのコンテンツにもSEO対策を実施できます。例えば記事タイトルに検索キーワードを含めたり、見出しタグを適切に設定したりSEO対策を意識するかしないかでGoogle検索に上位表示されるかどうかが違ってきます。
ブログ記事がGoogle検索で上位表示されるようになると、それだけで大きな集客効果を生みます。ただし、ホームページの訪問者をしっかりと問い合わせや資料請求へ繋げる仕組みづくりも大切です。
SNSは情報発信し続けるとフォロワーが増え、徐々に税理士としての認知度やブランドが上がっていきます。ブログよりも集客効果は薄いですが、積極的に情報発信する専門家ということで信頼感を与えやすくなるのが大きなメリットです。
リスティング広告とはGoogle検索で表示される広告のことです。たとえば「税理士」と検索するだけで、いくつか広告が表示されますね。
検索キーワードに連動して広告が表示されるのでクリックされる確率が高く、かつビジネスにつなげやすいのが特徴です。また、Google広告に登録し、広告用テキストを用意すれば誰でも簡単に出稿できます。
リスティング広告の仕組みは入札式であり、高い入札単価を設定している方が表示されやすいのが特徴です。
狙うべきは少しニッチなキーワードや「税理士+地名」などのキーワードです。ただし地域によって入札単価が異なるので注意してください。
例えば「税理士 新宿」で広告が表示される最低入札単価は926円です。一方、「税理士 旭川」で広告が表示される最低入札単価は245円です。
※過去にページ上部に表示された広告の単価実績のうち最も低い価格を表しています。広告表示を保証する入札単価ではありません。
地方に事務所を構えている場合は低単価で広告表示できますが、都心となるとかなりの広告費用を投じることになります。しかしリスティング広告はクリック率やコンバージョン率が比較的高く、短期間で集客効果を発揮するので可能な範囲で併用したいWEB集客方法です。
関連記事:ディスプレイ広告とリスティング広告の違いとは何か
まず、税理士個人、あるいは事務所の代表が積極的に顔を出し、この税理事務所ではこんな人が働いていますとアピールすることです。顔が見えない税理士にホームページ経由で問い合わせするのは不安です。少しでも信頼感を持ってもらうには、税理士自身の顔を出す必要があるのです。
もう1つのポイントは、3つのWEB集客方法に加えてセミナー・ウェビナーを積極的に開催することです。セミナー・ウェビナーでは参加者の悩みを解消しつつ、自身の顔と名前を覚えてもらい、どんなサービスを提供するかまで紹介できます。そうした機会は自ら作るのがWEB集客の大切なところです。
ホームページやリスティング広告に設定するランディングページなどでは、常にセミナー・ウェビナーに関する情報を発信してください。
税理士の中で、ここまで徹底したWEB集客を行なっている方は多くありません。つまり、それだけWEB集客にはチャンスがあるということです。
WEB集客と聞くと難しく感じるかもしれませんが、まずは「やってみる」精神が大切です。ただし、間違った方向へ行ってしまうと集客効果がなかなか出ませんので、最初のうちはWEB集客コンサルタントにサポートを依頼し、徐々にWEB集客を独自に行なっていけるようにするのが最短距離です。この機会に、税理士のWEB集客にぜひ取り組んでみてください。