ロングテールSEOとは
2021/08/14(土)
これからWebマーケティング業界に飛び込もうとしている方、会社のWebマーケティング担当に任命された方、自社のWebマーケティングに積極的に取り組もうとしている経営者の方も多いでしょう。今回はそうした方々に向けて、Webマーケティング業界で必要なスキル10選をご紹介します。
いずれも重要なスキルなので、すでに身につけている場合はレベルアップを、身につけていない場合は習得を目指しましょう。
目次
Webマーケティング業界はトレンドの移り変わりが速い世界です。毎年変わるトレンド、Googleの動向、他社サイトの状況など常に変化します。それでも、どんなシーンでも必要とされるスキルがありますので紹介します。
Webマーケティングではさまざまなデータを収集し、分析し、課題点を明らかにしながら改善を繰り返していくことが大切です。その際に欠かせないスキルがExcelでのグラフ作成です。
手元のデータをグラフにして、視覚的に見やすくすることで気付けるポイントがたくさんあります。ツールから得られるデータをもとにグラフを作成し、さらにそれらを読み解くスキルはWebマーケティングの基礎です。
Excelでまとめたデータをもとにしながら、チームで共有するため、クライアントに共有するための資料を作成するスキルも肝心です。データやグラフをPowerPointでまとめるとグッと分かりやすくなり、現状課題などを整理しやすくなります。
Webマーケターとしてクライアント企業にコンサルティングを提供する立場の方は、いかにPowerPointで見やすい資料を作れるかが評価基準の1つになるでしょう。
SEO対策とは「検索エンジン最適化」のことです。Googleに好かれるWebサイトやコンテンツの作り方を知ることで、効率的に検索上位を狙っていきます。現代ビジネスでは「WebマーケティングといえばSEO対策」と言えるほど重要な施策です。
リスティング広告などのWeb広告施策よりも中長期的に高い効果を発揮するので、Webマーケティング業界に飛び込むならSEO対策のスキルは必須でしょう。また、Webマーケティングへ取り組む経営者もSEO対策を中心として施策を展開することになるので必須スキルです。
SEO対策を行うならGoogleアナリティクスの操作スキルも欠かせません。GoogleアナリティクスはWebサイトのあらゆるデータを収集・解析してくれます。必要なのはそれらの情報が何を表すかを読み取るスキルです。
Googleアナリティクスが表示してくれるアクセス数だけを眺めて「前期比より上がったな」と表面上の情報を見るのでは不十分です。何がどう改善されたか、あるいは問題が起きたかを情報から読み取ることが大切になります。
関連記事:Googleアナリティクスの基本的な使い方を初心者向けに解説
Webマーケティングにはいろいろな手法があります。SEO対策、SNSマーケティング、動画マーケティング、リスティング広告など多彩です。いずれのWebマーケティングでも欠かせないのが「文章を書く能力」です。動画マーケティングには不要なのでは?と思うかもしれませんが、シナリオ作りに欠かせません。
その際に、Webマーケティングに特化したWebライティングができると、検索エンジンの露出が増えたり、ユーザーの行動を喚起しやすくなります。基礎を知り経験を積むことで誰でも習得できるスキルなので、まずは書籍などで基礎を学びましょう。
Webマーケティングを実施するにあたり、いくつか重要な分析スキルがあります。代表的なものとして以下は確実に押さえておきましょう。
- マーケティングの4P
- 3C分析
- ファイブフォース分析
- SWOT分析
分析スキルを用いてさまざまな環境や要因を分析すると、今まで知らなかった事実が見えてくることもあります。そうした情報を整理しながらWebマーケティング戦略を組み立てることで、より効率的な集客が可能になります。
関連記事:マーケティングの4Pとは?Web集客での活用法もご紹介
関連記事:3C分析とは?わかりやすく解説
関連記事:ファイブフォース分析とは?外部環境の分析方法について
関連記事:SWOT分析とは?WEBマーケティングで活用する目的とやり方を解説
Webマーケティングでは情報収集スキルも欠かせません。毎年変わるトレンド、Googleの動向、他社サイトの状況など、常に複数の情報をキャッチしながらWebマーケティングに取り組む必要があります。
日頃からWebマーケティングの専門メディアに目を通し、時には海外の最新情報を得ることも大切です。英語に長けていて海外のWebマーケティング情報をいち早くキャッチできる人材は、さまざまな企業で重宝されます。
Webマーケターにはエンジニアのような論理的な思考能力も欠かせません。目の前の問題がなぜ起きているのか、どう解決すれば良いのかなど、論理的思考によって答えを導く必要があるからです。
また、Webマーケティングは「仮説→実証→改善」の繰り返しなのでそこにも論理的な思考能力が求められます。日頃から「数字を見ながら物事を判断する能力」を身につけておきましょう。
顧客の視点に立ってWebマーケティング戦略を考えるのは大切なスキルですが、一朝一夕で身につくものではありません。熟練のWebマーケターも時としてビジネス側の視点にとらわれ、顧客視点を忘れてしまいます。
常に顧客視点に立ってWebマーケティング戦略を考えられることは、それだけで貴重な才能と言えるでしょう。
WebマーケターのスキルとしてWebサイト構築があるとなお良いでしょう。自身の知識・スキルをWebサイトに反映するのがスピーディになり、改善サイクルを素早く回すことができます。
つまりより短期間で期待する集客効果まで到達できるので、基礎的なWebサイト構築スキルは経営者も身につけるべきです。
今回、Webマーケティング業界で必要な10個のスキルをご紹介しました。しかし、Webマーケターとして上を目指すのであれば、統計解析やプログラミングスキルなど身につけるべきスキルはほかにもあります。
ひとまず今回ご紹介した10個のスキル習得に向けて、早速学習を始めましょう。