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ファンマーケティングとは?メリットやポイントを解説

ファンマーケティングno メリットやポイント

ファンとは「熱心な愛好家」のこと。日本の俗語なのでファンマーケティングと聞いて「ファンに向けたマーケティング戦略だな」と解釈される方が多いでしょう。実際、ファンマーケティングとはそういうものです。

ただし単なるファンに向けたマーケティング戦略ではないことを本記事で理解しておきましょう。それでは、ファンマーケティングの概要やメリット、ポイントについて解説します。

ファンマーケティングとは?

ファンマーケティングとは
ファンマーケティングまたはファンベースマーケティングとは、ブランドや商品・サービスのファンを対象に実践するマーケティング戦略です。では、熱心な愛好家であるファン層にマーケティング戦略を実施するのはなぜか?ファンマーケティングで重要なのはまず目的を理解することです。

ブランドの醸成

ユーザーが企業や商品・サービスに対して抱く印象は企業側である程度コントロールできます。しかし、その印象を最終的に決めるのはあくまでユーザーです。

従ってブランドを醸成する(育てる)上でファンを起用するのは効果的です。彼らは企業や商品・サービスを愛し、細部まで知り尽くしています。時には企業側でも気付かなかった魅力を発信することもあるため、ブランド醸成に貢献します。

売上の拡大

パレートの法則(8:2の法則)をご存知でしょうか?「顧客全体の2割が売上全体の8割を創出している」という有名な法則で、これに当てはめて考えるとファンマーケティングを実践することで新規顧客獲得に頼らない売上拡大が目指せることになります。

実際にファンマーケティングで成功した会社の事例も多く、KAGOMEが販売しているトマトジュースの売上はわずか2.5%の消費者が全体売上の3割を創出しているそうです。

ファンマーケティングのメリット

ファンマーケティングのメリット
ファンマーケティングの主なメリットは3つあります。これら3つのメリットが前述したファンマーケティングの目的を達成する要素となるのです。

情報が拡散される

愛好するブランドや商品・サービスの情報を他者に伝えたくなるのがファン心理というものです。SNSが当たり前に使われている時代、ファンは自身のアカウントから熱量の高いクチコミを投稿します。

ファンだからといって良いことばかり書かれるわけではありませんが、むしろそれが現実的なクチコミとなって情報が拡散されるので企業として良い情報の流れを作り出せます。

ファンの熱意が伝染する

情報拡散に伴いファンの熱意が伝染し、新しいユーザーを引き連れてくれます。新規顧客獲得に積極的にならなくてもファンがその役割を自然と担ってくれるのです。

企業からのセールスよりも信頼感が高いため、引き連れたユーザーもファンになってくれる可能性が高いのもメリットの1つです。

商品・サービスが改善される

SNS上のクチコミではファンによって良いことも悪いことも投稿されています。それは商品・サービスの改善点を見つけるチャンスです。

また、ファンは商品・サービスの改善に協力的なのでアンケート調査を実施すると企業側では気づけなかった改善点が見つかるかもしれません。

ファンマーケティングのポイント

ファンマーケティングのポイント
では、ファンマーケティングのポイントをご紹介します。

ファンを見つける

ファンマーケティングはまず、ファンを見つけることが重要です。自社保有の顧客・消費者データから見つける方法と、SNSを活用する方法があります。

自社保有データは購買履歴を使って「RFM分析」を実践するのがおすすめです。RFM分析とは「直近日(Recency)」、「頻度(Frequency)」、「累計購入額(Monetary)」という3つの指標をそれぞれ5~10段階でスコアリングします。その総合スコアやバランスに応じてファンか否かを判断するのです。

SNSを活用する方法は「ソーシャルリスニング」と呼びます。独自に、あるいは専用ツールを用いてブランドや商品・サービスに対するSNS上の投稿を収集・分析し、ファンとなるセグメント(集団)を見つけ出します。

ファン化の要素を探る

自社のブランドや商品・サービスのファンである企業・人々はなぜファンになったのか?ファン化の要素を探ることで、次のファンを生み出すベースを作れます。もちろん、ファン化の理由は1つではないので情報を整理しましょう。

ファン化の要素を整理したら次は「その要素をどう活用したらファンになるか?」と逆算して考えます。その考えを起点にファンマーケティング戦略を実践することで、効率的にファン層を拡大したり、今いるファンの愛好度を深められるでしょう。

ファンマーケティングの事例

ファンマーケティングの事例
「よなよなエール」などのクラフトビールを醸造するヤッホーブルーイングは、SNSを活用したファンマーケティングに積極的です。Twitterにてハッシュタグ(#)を付けて投稿すると抽選で商品が当たるなどのキャンペーンを実施し、ユーザーの投稿を頻繁にリツイートしてファン情報の拡散に努めています。

ユーザーからするとファンであるヤッホーブルーイングの公式アカウントからのリツイートは嬉しいものなので、より積極的に投稿し情報が拡散されていきます。ファン向けのイベントも積極的に開催しているため、コアなファンが少しずつ拡大しています。

2010年3月からコツコツとTwitter運営を続け現在のフォロワー数は5.8万人です(記事公開時点)。

ファンマーケティングはSNS活用が鍵になる

ファンマーケティングはSNS活用が鍵
SNS利用が当たり前の時代ですから、ファンマーケティングの主戦場はやはりSNSになります。「SNSなんてやったことないから不安」という企業も多いでしょうが、まずは難しく考えないことが大切。ファンの発見もマーケティング戦略も全てSNS上で実施できると思えば、やらない理由はありません。

また、SNSのアカウント運用だけなら全て無料で行えます。折を見てSNS広告を出稿し、効率良くマーケティング効果を引き出すことも可能です。ファンマーケティングは今後重要な戦略となっていくので、本記事に合わせてSNSマーケティングについて解説した以下の記事もご確認ください。

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