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東京のフルスクラッチ開発会社7選!失敗しないための選び方についても解説

独自性が高く、長期的に安定して運用できるシステムを実現させたいなら、フルスクラッチ開発がおすすめです。しかし、フルスクラッチ開発を依頼するにあたって、どの開発会社を選べば良いかわからず、お悩みの方もいらっしゃるでしょう。東京にはフルスクラッチ開発会社が多数ありますが、自社にぴったりのパートナー選びは慎重におこないたいところです。

そこで今回の記事では、東京でおすすめのフルスクラッチ会社を7社厳選してご紹介します。また、フルスクラッチ開発のメリット・デメリットや、失敗しないための選び方についても説明していきます。これから東京でフルスクラッチ開発の依頼を検討している方は、ぜひ参考になさってください。

フルスクラッチ開発とは?

フルスクラッチ開発とは、企業ごとに異なるニーズへ個別に対応するため、既存のソフトウェアを用いず、システムをゼロから構築する手法を意味します。

似た意味で「スクラッチ開発」という言葉が使われることもありますが、この場合はテンプレートやフレームワークを一部流用している可能性があります。フルスクラッチ開発の場合は、それらのひな型を一切使用することなく、完全オリジナルのシステムを開発するため、高いセキュリティ性の確保や、安定的な長期運用などが期待できるのです。

フルスクラッチ開発とパッケージ開発の違い

フルスクラッチ開発とパッケージ開発の違いは、システムをゼロから作るか、既存ソフトウェアに追加して作るかという点にあります。フルスクラッチ開発では、完全にゼロから制作をスタートするため、企業ニーズに応じて柔軟なカスタマイズができます。しかし、その分開発に相応の費用と時間がかかる点には注意が必要です。

一方、パッケージ開発では既存ソフトウェアの流用可能な部分は活かし、ニーズに合わせた機能を追加しながらシステムを作ります。そのため、フルスクラッチ開発に比べると、比較的安価かつ短期間での開発が実現します。しかし、カスタマイズの自由度には限界があるため、ニーズに応じて適切な方法を選ぶことが大切です。

フルスクラッチ開発のメリット

フルスクラッチ開発には多くのメリットがありますが、特に以下の3点が挙げられます。

  • ・独自性の高いシステムが実現する
  • ・要件定義で必要な機能のみを組み込める
  • ・長期的に利活用できる

各メリットの詳細について、順に確認していきましょう。

メリット①:独自性の高いシステムが実現する

スクラッチ開発のメリットとして、独自性の高いシステムが実現する点が挙げられます。たとえば、他のシステムと差別化できる機能やデザインを実装すれば、競合他社にはない独自性を確保できます。また、自社ブランドに合わせてUI/UXを最適化することなども可能です。

それに加え、独自の顧客管理機能や分析機能など、企業ニーズに特化した機能を組み込むことで業務効率を大きく向上させられるでしょう。

メリット②:要件定義で必要な機能のみを組み込める

フルスクラッチ開発のメリットとして、要件定義で必要な機能のみを組み込める点も重要です。プロジェクトの初期段階で必要な機能を詳細に定義しておくことで、不要な機能を取り除いた設計が可能になり、シンプルで使いやすいシステムが実現します。

結果、完成したシステムの運用・保守のフローもシンプルになり、運用に伴うリソースや費用の削減も期待できます。

メリット③:長期的に利活用できる

フルスクラッチ開発の3つ目のメリットは、長期的に利活用できる点です。フルスクラッチ開発によるシステムは、企業の要件や業務内容に完全に適合しているため、パッケージ開発のものに比べて、システムとしての寿命が長くなります。また、将来的に機能拡大が必要になった際も、柔軟にカスタマイズ・アップデートができます。

それに加え、パッケージ製品のような使用ライセンス契約などもなく、サポート終了に伴うシステム入れ替えも不要です。その結果、長く使えば使うほど、費用削減の面でも大きなメリットが得られるでしょう。

フルスクラッチ開発のデメリット

フルスクラッチ開発にはメリットがある一方で、一部注意すべきデメリットもあります。メリットとデメリットどちらが大きく感じられるかは、企業のニーズによって異なるため、開発を依頼する前に欠点を正しく理解しておくことも大切です。ここでは、代表的な3種類のメリットについて、詳細を確認していきましょう。

デメリット①:開発期間が長くなりやすい

フルスクラッチ開発は、開発期間が長くなりやすい点に注意が必要です。システムをゼロから開発する都合上、定義・設計・コーディング・テストと順を追って進める結果、完成までに長い期間が求められます。

また、開発途中で仕様変更などが生じた場合、予定より納期が延びることもあります。そのため、フルスクラッチ開発を依頼する際は、期間に余裕をもっておくことが重要です。

デメリット②:費用が高くなりやすい

フルスクラッチ開発は、費用が高くなりやすい点がデメリットになります。完全オリジナルなシステムを開発するため、高度なスキルを持つエンジニアやデザイナーなどの参画が必要となり、人件費を含めて少なくない初期費用がかかります。

とはいえ、一度完成してしまえば、ランニングコストはそれほど高くならないため、しっかりとシミュレーションをして依頼を検討すると良いでしょう。

デメリット③:開発会社選びが難しい

フルスクラッチ開発は、開発会社選びが非常に難しいです。フルスクラッチ開発ではゼロからシステムを構築するため、成果物のクオリティが開発会社によって大きく変わります。また、ひとくくりにフルスクラッチ開発といっても、開発会社ごとに得意分野が異なるため、自社ニーズに合うところを選ぶことも重要です。

信頼できる開発会社の選び方については、次の見出しで詳しくご紹介します。

失敗しないためのフルスクラッチ開発会社の選び方

失敗しないためのフルスクラッチ開発会社の選び方

フルスクラッチ開発会社を選ぶ際、以下3つの選び方を意識すれば、失敗のリスクを最小限に抑え、理想通りのシステムを構築してもらえるでしょう。

  • ・フルスクラッチ開発の実績
  • ・開発後の保守・サポート体制
  • ・スムーズなコミュニケーション

それぞれの詳細について、順に確認していきましょう。

選び方①:フルスクラッチ開発の実績

開発会社を選ぶ際は、まず過去に十分なフルスクラッチ開発の実績があるか確認しましょう。フルスクラッチ開発において、多様なプロジェクトを経験している開発会社であれば、色々な要件や課題に対応できるスキルが備わっていると判断できます。

特に、自社と同じ業界で使うシステムの開発経験がある場合、その分野に精通している可能性が高く、プロジェクトの質や効率の向上が期待できます。

選び方②:開発後の保守・サポート体制

フルスクラッチ開発会社を選ぶうえで、開発後の保守・サポート体制の充実具合もチェックしておくべきポイントになります。システムは開発してゴールではなく、実際に運用を始めるときがスタートです。完成後にノーメンテナンスで完璧に稼働するとは限らず、調整が必要になったり、一時的にトラブルが発生したりすることも考えられます。

そのようなとき、保守・サポート体制が不十分だと運用効率が著しく下がる原因になりかねません。そのため実際に依頼を決める前に、保守体制の充実度やサポートにかかる費用、対応のスピードなどを確認しておくことを忘れないようにしましょう。

選び方③:スムーズなコミュニケーション

フルスクラッチ開発会社選びでは、スムーズなコミュニケーションができるかについても確認しておきましょう。プロジェクトを円滑に進行させるには、開発会社とのスムーズなコミュニケーションが欠かせません。

もしコミュニケーションに何かしら不安が残ると、こちらのニーズが上手く伝わらなかったり、仕様変更の要望が反映されにくかったりしてストレスになります。そのため、見積もり時点などで担当者の対応力をチェックし、長く付き合えるパートナーとしてふさわしいかを判断しておきましょう。

東京のフルスクラッチ開発会社7選

ここでは、東京でフルスクラッチ開発に強いおすすめの会社を7社厳選してご紹介します。これから東京でフルスクラッチ開発を依頼しようか検討している方は、ぜひ参考になさってください。

①フレシット株式会社

画像出典:フレシット株式会社HP

フレシット株式会社では、顧客の要件に応じたシステムをゼロから構築するフルスクラッチ開発を得意としています。

柔軟かつ高いカスタマイズ性を追求し、プロジェクトごとにチームを編成することで、スピード感のある対応が可能です。サポート体制も充実しており、リリース後の保守やアップデートも迅速に対応してくれるため、長期的なパートナーシップを期待できるでしょう。

②株式会社アイネス

画像出典:株式会社アイネスHP

株式会社アイネスは、主に大手企業向けの大規模なフルスクラッチ開発に特化した開発会社です。

膨大なデータを処理できるシステムの構築や、セキュリティの堅牢性に定評があり、金融や公共機関向けのシステムを多く手掛けます。保守・管理サービスも手厚いので、長期にわたって安定的なシステム運用をサポートしてもらえるでしょう。

③株式会社イーストクリエイティブ

画像出典:株式会社イーストクリエイティブ

株式会社イーストクリエイティブは、先進的な技術を取り入れたフルスクラッチ開発を得意とする開発会社です。

特にIoTやAIといった最新テクノロジーを活用し、時代の変化に対応したシステムを数多く提供しています。アフターサポートにも力を入れており、業務に合わせた調整やアップデートを迅速におこなうことで、顧客の事業成長を長期的に支援する体制が整っています。

④株式会社エイミー

株式会社エイミー

画像出典:株式会社エイミー

株式会社エイミーは、特にユーザビリティを重視したフルスクラッチ開発を得意とする開発会社です。

ユーザーの視点を意識したシステム設計にこだわり、利用者にとって使いやすいインターフェースを追求しています。特にサービス業界や医療分野での実績が豊富で、導入後も利用者が快適に使用できる手厚いサポートも高く評価されています。

⑤株式会社コアソフト

株式会社コアソフト

画像出典:株式会社コアソフトHP

株式会社コアソフトは、コストパフォーマンスの高いフルスクラッチ開発に強みがある開発会社です。

費用を抑えつつも、必要な機能をしっかりと組み込み、業務効率化を第一義としたシステムを提供しています。中小企業などで、限られた予算で最大限の効果を発揮するシステムを構築したい場合は、頼れる存在になるでしょう。

⑥株式会社ジーエルシー

株式会社ジーエルシー

画像出典:株式会社ジーエルシーHP

株式会社ジーエルシーは、特にアジャイル開発手法を活用したフルスクラッチ開発を得意とする開発会社です。

顧客と密にコミュニケーションをとりながら、システムの細かな調整を重ねることで、ニーズに応じた柔軟なシステムを開発します。また、直感的で使いやすいUI/UXデザインにも定評があるため、利用者の満足度を高めるシステムが実現するでしょう。

⑦株式会社日本インテリジェンス

画像出典:株式会社日本インテリジェンスHP

株式会社日本インテリジェンスは、品質管理に徹底的にこだわり、エラーや障害の少ない安定したフルスクラッチ開発を提供する開発会社です。

システムが長期的に安定して稼働することに定評があり、特に金融や製造業界で豊富な実績を持っています。また、開発から保守まで一貫したサポート体制を整えている点が、多くの企業から信頼を集めています。

 

まとめ

今回は、フルスクラッチ開発のメリットやデメリット、信頼できる開発会社の選び方、そして東京でおすすめの開発会社について、詳しくご紹介してきました。フルスクラッチ開発では、自社で必要とする機能だけを備えた、独自性の高いシステムを実現できます。パッケージ開発などに比べると開発期間や費用はかさみますが、それだけの価値はあるといえるでしょう。

フルスクラッチ開発を成功させるには、信頼できる業者選びが欠かせません。
東京で依頼先に迷った場合は、今回ご紹介した7社の中から選べば間違いないでしょう。

 

<筆者プロフィール>

株式会社GIコンサルティングパートナーズ代表取締役 赤澤宣幸


WEB集客ブレイン
運営会社:株式会社GIコンサルティングパートナーズ
代表取締役 赤澤宣幸

富士ゼロックス(株)、(株)船井総合研究所で経営コンサルティングの経験を積み重ねた後、独立。経営戦略から業務改革・集客マーケティングに至るまでトータルに企業経営を支援。
上場企業から中小企業まで、全国の多くのクライアント企業をかかえ、非常に高い成果の出せる経営コンサルタントとして活躍している。
【経歴】
・明治大学 講師
・ハリウッド美容専門学校 講師
・住宅業界向け経営塾「赤澤塾」主催
・サロン向け集客塾「エステサロン研究会」主催
など講師としても活動中

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