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プレスリリースによるSEO効果とは

SEO対策では様々なテクニックが存在し、1つ1つの要素がWebサイトやコンテンツの評価につながります。
では、プレスリリースをメディアに掲載するとSEO効果はあるのでしょうか?
今回はこの疑問を解消すべく、プレスリリースによるSEO効果について解説します。
プレスリリースにSEO効果は無いと断言する人もいますが、実際はどうなのか。いくつかの角度からご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

プレスリリースとは?その狙い

プレスリリースとは?その狙い
そもそもプレスリリースとは何か?という所からお話します。
プレスリリースとは企業が製品やサービスを新たにリリースしたり、イベントを開催したりするといった際に報道メディア向けに発信するコンテンツのことです。
一般的にはPR TIMEやValuePressなどの「プレスリリース配信サービス」に自社のプレスリリースコンテンツを投稿します。同時に新聞社やテレビ局などの報道メディアにプレスリリースを通知することが可能です。
プレスリリースの狙いは報道メディアの担当者の目に留まり、自社の製品やサービス、イベントなどがメディアで取り上げられるようにすることです。
上手くいけば大々的な告知になり、高い費用対効果が期待できます。
また、プレスリリース配信サービスに投稿したコンテンツがSNSによってシェアされる可能性も高く、報道メディアとは違った経路で情報が拡散されることもあります。

プレスリリースで期待できるSEO効果

プレスリリースで期待できるSEO効果
そんなプレスリリースですが、コンテンツを投稿する以上WebサイトへのSEO効果を期待したいところです。
「プレスリリースにSEO効果が無い」と考えている人がいる理由は、プレスリリースに投稿したコンテンツのリンクには「nofollowタグ」が付けられているからです。
nofollowタグとはGoogleクローラーに対して「これより先のリンクにはクロールしないでくれ」と依頼するためのタグです。
従って「プレスリリースにSEO効果が無い」と考えている人も少なくないのです。nofollowタグについては以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:nofollowタグとは?使い方やSEO対策で大切な理由を解説
しかし、プレスリリースにコンテンツを投稿すると次のような理由から、SEO効果が生まれると考えられます。

間接的に被リンクを獲得できる

プレスリリース配信サービスに投稿したコンテンツは、リンクにnofollowタグが設置されません。
つまりSEO対策で重要な被リンクを獲得したことにはならないので、プレスリリースからの直接的なSEO効果は確かに薄いかもしれません。
一方で、プレスリリースコンテンツを通じて自社サイトを訪問したユーザーがコンテンツをリンクとして共有する可能性はあります。
そうして間接的に獲得した被リンクには確かなSEO効果が生まれます。

サイテーションされる可能性がある

プレスリリースによって自社名、製品やサービス、イベントなどの情報が露出されればSNS上で拡散されたり、コンテンツの内容について他のWebサイトで言及される可能性があります。
そうして獲得できるのが「サイテーション(Citation)」と呼ばれるものです。
サイテーションとは社名、製品名、サービス名、イベント名及びそれらの情報について他のWebサイトで言及したものを意味します。
このサイテーションが好意的な内容であればSEO効果が期待できます。サイテーションについては以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
関連記事:SEOにおけるサイテーションとは
以上の理由から「プレスリリースにはSEO効果がある」と言えます。
とりわけイベントやキャンペーンなどの情報、一次調査情報などSNSを通じて拡散されやすいようなコンテンツですと高いSEO効果が期待できます。

SEO効果を高めるプレスリリースの作り方

SEO効果を高めるプレスリリースの作り方
通常、プレスリリースは「報道メディア担当者に興味を引くにはどうするか?」を深く考えながらコンテンツを作成します。
これに加えて「SEO効果を高めるにはどうするか?」も同時に考えると、仕上がったコンテンツのSEO効果が高まるかもしれません。では、その作り方をご紹介します。

基本情報は必ず記載すること

プレスリリース元の会社名、その代表者名、所在地、製品やサービスの名称、イベントなどの名称や開催場所、自社サイトのURLなどの基本情報は必ず記載してください。
他のWebサイトやSNS上でのサイテーションが期待でき、SEO効果が高まる可能性があります。

検索キーワードを含める

Google検索を通じてプレスリリースコンテンツに辿り着くユーザーも少なくありません。
自社ターゲットが検索しそうなキーワードをコンテンツ内に含めるというテクニックは、通常のSEO対策と同じです。
プレスリリース配信サービスはドメインパワーが強いので、比較的簡単にコンテンツが上位表示されます。
そこからのユーザー流入を狙えるというのも、プレスリリースにおけるSEO効果の1つです。

魅力的なキャッチコピーを作る

プレスリリースを閲覧するのも、そこに記載されている情報をサイテーション・拡散するのも人間です。
従って魅力的なキャッチコピーを考案し、それがユーザーに刺されば情報をサイテーション・拡散される可能性がグンと高まります。
このためプレスリリースコンテンツを作成するにあたり、SEOスキルを持ったライターに依頼するというのも1つの手段です。

プレスリリースはSEO効果も同時に狙いましょう!

プレスリリースはSEO効果も同時に狙いましょう!
プレスリリースのSEO効果についてGoogleは「効果ゼロ」と明言しているわけではありません。
ということは、多少なりともプレスリリースによるSEO効果は期待できますし、前述のように間接的な被リンクやサイテーションは確実にSEO効果を高めてくれる要素です。
プレスリリースコンテンツを作成するにあたり、報道メディア担当者の方ばかり見るのではなく一般ユーザーやGoogleクローラーなどにも目を向けて、SEO対策を施したプレスリリースコンテンツの作成を目指しましょう。
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