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リマーケティング広告とは?仕組みやメリットを解説

リマーケティング広告について

リマーケティング広告とは?仕組みやメリットを解説

Web広告の一種である「リマーケティング広告」は、「リターゲティング広告」とも呼ばれています(以下リマーケティング広告で統一)。

インターネット上で広告を配信し集客効果や売上アップなどを目指している企業では、検討すべき広告手法です。今回はそんなリマーケティング広告について、仕組みやメリット、活用事例をご紹介します。

リマーケティング広告とは?

リマーケティング広告とは
日々たくさんのユーザーがWebサイトを訪問しています。そうしたユーザーに対してWeb広告を表示する方法はいくつかあるのですが、多くの場合はユーザーの属性情報に合わせて表示するか、ユーザーが検索したキーワードに合わせて表示するかという形式です。

一方、リマーケティング広告の表示方法は少し特殊です。というのも自社Webサイトを訪問したユーザーが別のWebサイトやアプリを閲覧している最中に自社商品の広告を表示し、再来訪してもらうという表示形式になります。

ちなみにリマーケティングはGoogleが提供する広告サービスの名称、リターゲティングはYahoo! JAPANとその他のプラットフォームが提供する広告サービスの名称です。

リマーケティング広告の仕組み

リマーケティングの仕組みには「Cookie(クッキー)」が使われています。イラストを見ながら順を追って説明します。

リマーケティング広告の仕組み

①ユーザーがWebサイトAを訪問する
②WebサイトAからブラウザにCookieが発行される
③ユーザーがWebサイトBに訪問する
④WebサイトBにWebサイトAの広告が表示される
⑤広告をクリックしてWebサイトAにユーザーが来訪する

以上がリマーケティング広告の基本的な仕組みです。ちなみにCookieについては、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:Cookie(クッキー)とは?Webマーケティングでの役割をわかりやすく解説

リマーケティング広告のメリット

リマーケティング広告のメリット
リマーケティング広告を出稿することで得られるメリットをまとめていきます。

費用対効果が高い

リマーケティング広告はコンバージョン(広告の目的)達成率が高く、なおかつCPA(コンバージョン獲得あたりの単価)を抑えられるので費用対効果の高い広告施策として有名です。

一度Webサイトを訪問したユーザーは自社商品やサービスへの関心度が高い傾向にあるため、興味の熱が冷めないうちにリマーケティング広告を表示させられればコンバージョン達成率は自然と高くなります。「鉄は熱いうちに打て」という言葉がしっくりくる広告施策です。

見込み客へリーチできる

資料請求などでメールアドレス等の情報を獲得した見込み客に対して、メールマーケティング等を実施している企業は多いと思います。しかし、配信したメールがその他のメールに埋もれてしまいユーザーに気づかれないことも多々あります。また、「メールを開封する」という行動を取ってもらうのは案外難度が高いのです。

一方、リマーケティング広告ならユーザーがWebサイトを閲覧している最中に自然と表示され、自然と目に入ります。自社商品やサービスの存在を意識内に植え付けることも可能なので、購買意欲が高まる可能性があります。

とりわけBtoB(対企業ビジネス)は長期戦になることが多いので、ユーザーの購買プロセス全体を通じて自社商品やサービスの存在を訴求することも可能です。ただし、やりすぎは禁物。

接触回数を増やせる

心理学には、相手との接触回数が増えるほどに好意的になる「単純接触効果」という考え方があります。営業担当者が同じ会社に何度も足を運ぶのも、単純接触効果によって少しでも好意的な印象を持ってもらい、ビジネスへ繋げるためです。

一方、リマーケティング効果でも単純接触効果が期待できます。ただし、単純接触効果は反感を持っている相手にはマイナスに作用するので「嫌われない広告」を意識することが大切です。

リマーケティング広告の活用事例

リマーケティング広告の活用事例
今回はGoogleのリマーケティング広告を活用したあんしんペット少額短期保険株式会社(以下あんしんペット)の事例をご紹介します。
※現在は「楽天少額短期保険のペット保険」に移行しています

あんしんペットはGoogleのリスティング広告(検索連動方広告)に出稿したところ、その日のうちに契約獲得数が増加し始めました。しかし市場競争が激しくなるにつれてクリック単価とCPAが上昇する可能性があったため「より角度の高い集客」を実現するためにリマーケティング広告に目をつけます。

あんしんペットの調査によると、ペット保険に興味を持つユーザーは複数の保険商品を長期的に比較・検討する傾向があると判明したため、リマーケティング広告が有効と考えたのです。リマーケティング広告を出稿する際は、ペットとの関連性が低いWebサイトに広告が表示されないよう広告掲載場所の除外設定を細かく行なったそうです。

また、期待する効果が得られなかった広告は即座に停止してコスト上昇を防ぎ、継続的なPDCAサイクルを回しました。その結果契約数が5倍に増加し、CPAは半減しています。「資料請求したユーザーの約15%が契約する」という実績は、市場の中でもトップレベルの数字だそうです。

出典:Google広告「リマーケティングの導入で新規契約(コンバージョン)が 5 倍に」

リマーケティング広告の活用はお早めに!

リマーケティング広告の活用はお早めに
実は、リマーケティング広告は今後いずれかのタイミングでサービスが停止する、あるいはサービスの内容が変わる可能性があります。というのも、「Cookieを個人情報として厳しく取り扱う」というプライバシー保護の流れが世界的に起きており、日本国内でもその流れに追随する動きがあるからです。

また、Googleは「2023年半ばから後半にかけての3ヶ月でサードパーティCookieを段階的に廃止する」と発表しています。現時点でリマーケティング広告の停止や変更に関するアナウンスはありませんが、Cookieを廃止する以上何らかのイベントは発生すると考えてよいでしょう。

もしサービスが停止されるとすれば、リマーケティング広告は「今だけ」ということになります。リマーケティング広告に魅力を感じた場合は、早めの取り組みをお勧めします。

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