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YMYLとは

SEO(検索エンジン最適化)による記事コンテンツなどの上位表示で大切なことは、見出しや文章にキーワードを散りばめることだけではありません。
目に見える部分から見えない部分まで、さまざまな施策を張り巡らせることが重要です。

その中の一つが「YMYLを意識すること」です。
Googleの品質評価ガイドラインにて説明されているYMYLとは何か?今回はその概要をお伝えします。

YMYLとは?

YMYLとは

YMYLとは「Your Money Your Life」の略です。
直訳すると「あなたのお金、あなたの人生」であり、Googleが品質評価を行う上で重要なコンテンツジャンルを意味します。
以下は、品質評価ガイドラインにおけるYMYLの説明文です。

一部のページまたは話題は、人々の将来的な幸福、健康、経済的な安定、もしくは安全性に影響を与える可能性があります。
私たちはそのようなページを「あなたのお金、あなたの人生」ページ、あるいはYMYLページと呼んでいます。

出典:『Google品質評価ガイドライン 2.3 Your Money or Your Life (YMYL) Pages』

インターネット上に存在する無数のコンテンツの中には、それを読んだ人のお金や人生に影響を与えるものもあれば、全く影響しないものもあります。
Googleでは前者をYMYLと名付けて、特に重点を置いて評価しているのです。

ただし、単純にYMYLページを作成すればSEO効果が高まるわけではありません。
GoogleはYMYLページほど厳しく評価しているので、後述する「E-A-T」を満たせていないと、逆にSEO効果が低下するので取り扱いに注意しなければいけません。

YMYLのジャンル

前掲の品質評価ガイドラインの同じ項目において、YMYLは下記7つのジャンルに細分化されています。

ジャンル 詳細
ニュースと時事問題 国際的なイベント、政治的なニュース、ビジネスや科学、テクノロジーに関するページです。ただし、スポーツやエンターテイメントなどはYMYLに該当しない可能性が高いです。
公民、政府、法律 選挙、政府機関、社会福祉および法的な問題について言及しているページです。
金融 投資、税金、退職後の計画、ローン、銀行、などに関する財務的なアドバイスや情報を掲載しているページです。さらに、人々がオンラインで金融商品を購入するページも該当します。
ショッピング 商品やサービスに関する情報を記載しているページです。さらに、人々がオンラインで商品やサービスを購入するページも該当します。
健康と安全 医療、薬、病院、緊急事態への備えなどに関するアドバイスや情報を掲載しているページです。
人のグループ 人種、民族、宗教、仰臥位、年齢、国籍、退役軍人の地位、性的指向、性別または性同一性に関する情報や主張を掲載しているページです。
その他 フィットネスと栄養、住居情報、進学、就職など人々の生活において大きな決定や重要な出来事に関連するページです。

これらのYMYLジャンルは継続的に更新されています。
「フィットネスと栄養」などの情報は、人生に与える影響が小さいと考えられていましたが、世界的なフィットネスブームを受けて2019年からYMYLジャンルとして追加されています。

YMYLとE-A-T

YMYLとE-A-T

コンテンツのSEO効果を高めるには、ユーザーにとって利益になるとGoogleからの評価を受けなければいけません。
YMYLページに至っては評価が厳しくなるので、特に慎重なコンテンツ作成が必要です。

品質評価ガイドラインでは「質の高いページ」の条件について記載されており、その中の第一項目が「E-A-T」です。
下記3つの言葉の頭文字を取っています。

  • E:Expertise(専門性)
  • A:Authoritativeness(権威性)
  • T:Trustworthiness(信頼性)

言い換えれば、作成したコンテンツに下記のような条件が備わっているかが品質評価の基準になります。

テーマに対する深い知識がコンテンツに盛り込まれているか?
テーマに関して社会的に認知された人・会社がコンテンツを作成しているか?
公共機関や専門家が作成・監修したコンテンツか?

YMYLページを作成するにあたり、E-A-Tは特に注意すべき評価基準です。
しかしながら、必ずしも大学教授レベルの専門家がコンテンツを作成・監修しなければSEO効果が高まらないわけではありません。

次に、YMYLを考慮しながらSEO対策を行う際に用いる際のポイントをご紹介します。

YMYLにおけるSEOのポイント

YMYLとSEO

では、YMYLページを作成するにあたり意識すべきポイントをご紹介します。

コンテンツの作成者、ウェブサイトの運営元を明確にする

このコンテンツは誰が作成したのか?このウェブサイトは誰が運営しているのか?これらの情報を明確にすることは、YMYLページの大前提です。

ユーザーからの信頼を勝ち取るには作成者や運用元を明らかにして、「安心してページを読んでもらう」必要があります。
とりわけYMYLページは、匿名者が作成したコンテンツに対して厳しく評価する可能性があります。

ウェブサイトのHTTPS化を完了させる

YMYLに限った話ではなく、ウェブサイト自体のSEOのために欠かせないのがHTTPS化です。
SSL通信に対応しているウェブサイトを優先的に評価することは、Googleが明言していることです。

HTTPS化はYMYLのSEO効果が高まるというより、HTTPS化していないとYMYLページのSEO効果が著しく低下するリスクが考えられます。

メインコンテンツを充実させてウェブサイトの権威性を高める

品質評価ガイドラインにおけるメインコンテンツは広い意味で使われており、ウェブサイトのトップページだけを指しているのではありません。

「ユーザーにとって読み応えのあるページ」もメインコンテンツに属し、これを充実させることでウェブサイトの権威性を高められる可能性があります。
また、継続的なウェブサイト更新も権威性に影響を与えます。

コンテンツに盛り込んだ情報の正確性をしっかり確認する

YMYLページは人生の局面において大きな影響を与える可能性があります。
だからこそGoogleは評価に慎重であり、高評価が付いたYMYLページには高いSEO効果が期待できます。

従って、コンテンツに盛り込む情報の正確性は十分過ぎるほど確認しましょう。
時には専門家の監修を受けるなどの施策も必要になります。

情報の引用元は公的機関>大手調査会社>大手メディアで検討する

YMYLページのE-A-Tを高めるために、時には情報の引用も大切です。
引用する場合は公的機関(政府や大学)、大手調査会社(IDCや矢野経済研究所など)、大手メディア(ForbesやFORTUNEなど)の順番に検討するのがベターです。

「YMYLはSEO効果が高い」と安直に考えないことが大切

YMYLとは

YMYLページにてGoogleからの高評価を受ければ、確かに強力なSEO効果を生み出せます。
しかしYMYLは非常にデリケートなジャンルであり、Googleのアルゴリズムアップデートの影響を受けやすい側面もあるのです。

検索結果の上位表示のためにYMYLページを作成することは理論上は正解ですが、コンテンツ作成では慎重さが必要です。
まずは、YMYLジャンルのうち、自社が専門性を発揮できるジャンルはどれかを考え、YMYLとして勝負すべきコンテンツ案を考えてみましょう。

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