工務店がホームページで成功する集客方法
2021/11/11(木)
おすすめのアジャイル開発会社25選！失敗しないための選び方についても解説
アジャイル開発は、迅速なフィードバックや柔軟な対応を重視した開発手法として、多くの企業で採用されています。しかし、「どの開発会社に依頼すればよいか分からない」「適切なパートナーをどう見極めればよいか不安」といった悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。
この記事では、アジャイル開発の基本情報や主要な手法について解説しながら、おすすめのアジャイル開発会社をご紹介します。また、失敗しない開発会社選びのポイントも解説しているため、アジャイル開発会社への依頼を検討している方は、ぜひ参考になさってください。
目次
アジャイル開発とは、顧客やユーザーのニーズに迅速に応えることを目的とし、小サイクルで開発工程を繰り返す開発手法です。
アジャイル開発では、プロジェクトを小さな単位に分割し、反復的なサイクル（イテレーション）を繰り返しながら段階的に成果を上げていきます。その結果、開発プロセス全体を通じて柔軟な対応が可能となり、変化の多いプロジェクトにも対応しやすくなります。
またアジャイル開発の特長としては、仕様変更が発生した場合にもスムーズに対応できる点が挙げられます。短期間でリリースを実現できるため、早期にプロジェクトの成果を確認しながら進められます。ユーザーやクライアントからのフィードバックを迅速に反映しやすいため、満足度の高い製品に仕上がりやすいです。
従来のウォーターフォール開発は、要件定義・設計・開発・テスト・リリースという一連の工程を、順序立てて進めます。そのため、明確な計画が立てやすい一方で、途中での仕様変更に対応しづらいというデメリットがあります。
一方のアジャイル開発では、各工程を数週間単位の短いサイクルで進めるため、要件変更が発生しても迅速に対応できます。また、1サイクルごとに成果物をリリースできるため、スピーディーな開発が求められるプロジェクトにも対応可能です。
少しでも早く完成させたいプロジェクトや、途中で要件変更が生じる可能性のあるプロジェクトでは、アジャイル開発を採用するべきといえるでしょう。
アジャイル開発にはいくつかの代表的な手法があり、それぞれに特徴や得意とする分野が異なります。開発会社を選ぶ際に、どの手法を採用しているかを確認することで、自社のプロジェクトに最適なパートナーを見つけやすくなるでしょう。
以下では、特に有名な手法である「スクラム」「ユーザー機能駆動開発」「エクストリーム・プログラミング」について、その概要を解説します。
スクラムは、アジャイル開発の中でも特に普及している手法の1つで、小さなチームで短いスプリントを繰り返しながら進める開発プロセスです。
スプリントごとに計画を立て、実行・レビュー・次の計画というサイクルを繰り返すことで、進捗状況を可視化しやすくなります。
要件の変化が激しいプロジェクトや、チーム内のコミュニケーションを重視したいプロジェクトに適しており、多くの企業で採用されています。
ユーザー機能駆動開発（FDD＝Feature Driven Development）は、アジャイル開発の中でも機能（Feature）を単位として開発を進める手法です。
機能単位で計画を立て、短いサイクルで開発を進めていくことで、プロジェクト全体を効率的に管理できます。
要件が明確で、初期段階から成果を出していきたいプロジェクトに適しており、金融業界や大規模システム開発で広く利用されています。
エクストリーム・プログラミング（XP＝Extreme Programming）は、開発者同士の協働を重視した手法で、品質の高いソフトウェアを迅速に提供することを目的としています。
なお、ペアプログラミング、テスト駆動開発（TDD）、継続的インテグレーション（CI）など、開発プロセスを支える具体的なプラクティスが採用されています。
小規模なチームで、クライアントとのコミュニケーションを重視しながら進めたいプロジェクトに適しているため、スタートアップ企業やアプリ開発で多く採用されています。
アジャイル開発の費用は、プロジェクトの規模や複雑さによって異なります。
たとえば、小規模なアプリや業務管理システムでは、数十万円から数百万円が費用相場だといえるでしょう。一方、大規模なERPシステムやWebアプリケーションでは、数百万円から数千万円以上かかることも少なくありません。
アジャイル開発は、仕様変更に柔軟に対応できるため、追加の要件や修正に応じて費用が変動しやすい点が特徴的ですが、費用には開発会社の実績やチームの規模も影響するため、相場を算出することは難しいといえます。
そのため、複数の会社から見積もりを取り、実績やサポート体制も含めて比較検討することが重要です。
ここでは、アジャイル開発に特化したおすすめの開発会社を、25社厳選してご紹介します。
これからアジャイル開発の依頼を検討している方は、ぜひ参考になさってください。
画像出典：フレシット株式会社 HP
フレシット株式会社は、柔軟性と迅速な対応力が評価されているアジャイル開発会社です。
中小企業から大企業まで、さまざまな業種のプロジェクトを手掛けており、特にカスタマイズ性の高い業務システムの構築に定評があります。
要件定義から開発、納品後の運用保守までワンストップで対応しているため、長期的なパートナーとして信頼関係を構築できるでしょう。
画像出典：株式会社アジルコアHP
株式会社アジルコアは、スピーディーなプロジェクト推進で定評のあるアジャイル開発会社です。
特に、スクラムを用いたチーム運営に強みがあり、複雑な要件や仕様変更が頻繁に発生するプロジェクトにおいても、高い成果を上げています。
また、クライアントとのコミュニケーションを重視し、納得感のある製品を提供する点でも、多くの企業に支持されています。
画像出典：株式会社アジャイルウェアHP
株式会社アジャイルウェアは、自社開発の支援ツールを提供しながら、顧客のプロジェクト成功を支援するアジャイル開発会社です。
特にプロジェクト管理ツール「Lychee Redmine」が有名で、これを活用した効率的な開発プロセスに定評があります。
小規模から大規模プロジェクトまで対応できる柔軟性が魅力で、頼れるパートナー関係を構築できるでしょう。
画像出典：アイレット株式会社HP
アイレット株式会社は、クラウドを活用した開発を得意とするアジャイル開発会社です。
AWSのプレミアパートナーとしても知られ、高度な技術力を活かしたインフラ構築から、アプリケーション開発までを一手に引き受けます。
特に、短期間でのリリースが求められるプロジェクトにおいて、そのスピード感が頼りになる存在です。
画像出典：株式会社Odd-e Japan HP
株式会社Odd-e Japanは、アジャイル開発のコンサルティングやトレーニングをおこないながら、開発プロジェクトも手掛けるアジャイル開発会社です。
スクラムを中心とした開発プロセスに精通しており、チーム全体のパフォーマンスを最大化するための支援を行っています。
アジャイル開発に知見のないクライアントにも丁寧に対応する姿勢が、高い評価を得ています。
画像出典：スパイスファクトリー株式会社 HP
スパイスファクトリー株式会社は、UI/UXデザインを組み合わせた開発プロセスで、高い評価を得ているアジャイル開発会社です。
特に、デジタルマーケティングやECサイト構築での実績が豊富で、クライアントのビジネス成長を後押しするソリューションを提供します。
アジャイル開発において、デザイン性を重視する場合は、とても頼りになる存在となります。
画像出典：株式会社デジタルフォルン HP
株式会社デジタルフォルンは、AIやIoTを活用した、先進的なシステム開発に強みを持つアジャイル開発会社です。
特に、業務効率化やデータ分析に特化したアプリケーション開発において、多くの実績を残しています。
クライアントのニーズを柔軟に反映したアジャイル開発で、高品質な製品を提供してくれます。
画像出典：株式会社BlueMeme HP
株式会社BlueMemeは、ローコードプラットフォームを活用したアジャイル開発を推進する、アジャイル開発会社です。
短期間でのプロトタイプ構築やスピーディーなシステム開発を得意としており、クライアントの要件変更にも柔軟に対応可能です。
特に、大規模プロジェクトでの実績が豊富で、安定したパフォーマンスを提供してもらえます。
株式会社モンスターラボホールディングスは、グローバル展開するチームを活用したアジャイル開発会社です。
国内外のリソースを組み合わせることで、高品質かつコストパフォーマンスの高いシステム開発を実現しています。
特に、モバイルアプリやデジタルサービスの開発で豊富な実績があり、初めての依頼でも頼りになる存在です。
画像出典：株式会社永和システムマネジメント HP
株式会社永和システムマネジメントは、アジャイル開発の日本におけるパイオニア的存在として知られるアジャイル開発会社です。
アジャイル開発の普及を目的とした教育や書籍の執筆などもおこない、技術力と知識の深さで業界をリードしています。
特に、金融業界や医療業界向けのシステム開発で実績が多く、多数の企業から信頼を獲得しています。
画像出典：アイレット株式会社 HP
アイレット株式会社は、アジャイル開発の実績が豊富かつインフラ構築やデザイン制作まで幅広い範囲で対応可能な技術力に定評のあるアジャイル開発会社です。
各分野に専門チームを設けていることがお客様から好評で、TOPPANやKDDIなどの大型プロジェクトを行った実績もあります。
画像出典：株式会社GIG HP
株式会社GIGは、コストを抑えた大型のプロジェクトの開発に強みをもつアジャイル開発会社です。
実績豊富なため、初めての方でも安心して任せることができるでしょう。
また、ラボ型開発という専用のエンジニアチームを構築して開発を委託する形態をとっていることも特徴です。
画像出典：株式会社エイブリッジ HP
株式会社エイブリッジは、コストを抑えたシステム開発が強みのアジャイル開発会社です。
コストを抑えられる理由は、開発の拠点をミャンマーに置いているから。
多くの日本企業との開発実績があるため、信頼して任せることができるでしょう。
画像出典：サン・エム・システム株式会社 HP
サン・エム・システム株式会社は、ITに関する企画から開発、運用保守まで、中小企業のDXを支援しているアジャイル開発会社です。
金融・通信・製造・小売・サービス・公共といった多岐に渡る業界のお客様の支援実績があるため、真のパートナーとして末長くサポートいただけるでしょう。
画像出典：株式会社STOVE
株式会社STOVEは、営業部門と開発部門が分かれる一般的なシステム開発会社ではなく、エンジニアが直接ヒアリング〜具体的な提案までおこなうアジャイル開発会社です。
営業を挟むことなく、エンジニアとやりとりをすることができるため、要望のズレが生じにくく、お客様の負担も少なく開発を進めることができるでしょう。
画像出典：NOVEL株式会社 HP
NOVEL株式会社は、テックユニットと呼ばれるお客様のビジネスに最適なメンバーをアサインした上で開発をおこなっているアジャイル開発会社です。
月額契約で専属の開発チームを発足するため、開発内容や開発規模に応じた最適なプランを提案してもらえます。
無駄なコストがかからないため、費用を抑えたシステム開発を実現することができます。
画像出典：株式会社アジャイルシステム開発 HP
株式会社アジャイルシステム開発は、ユーザーの視点に立ったシステム開発を強みとしているアジャイル開発会社です。
企画、立案、本番立会いから保守まで、過去の大小様々なプロジェクトで培われた確かな技術力は間違いありません。
インフラ設計・構築にも対応可能なため、お客様の幅広いニーズに応えることができる会社です。
画像出典：株式会社アジャイル開発 HP
株式会社アジャイル開発は、Android・iOSのアプリ開発、ECサイトの構築、ホームページの制作など、業務範囲の広さが魅力のアジャイル開発会社です。
ソフトウェア開発時には、エンジニアを常駐させての運用支援も可能なため、必要に応じて依頼してみても良いでしょう。
画像出典：共同システム開発株式会社 HP
共同システム開発株式会社は、幅広い業種における業務システムの開発・メーカーとしての販売及びITサービスまでをトータルに提供しているアジャイル開発会社です。
長年に渡り、大型汎用機からオフコン、サーバー、パソコンに至るあらゆる規模のシステム開発に携わってきた経験と知識をもとに、様々な企業にとっての最適な業務環境構築をシステム開発を通して実現しています。
画像出典：株式会社ベスピィ HP
株式会社ベスピィは、WEBシステム開発や社内システム開発、モバイルサイト開発などに強みを持つ東京のアジャイル開発会社です。
費用対効果の高いシステム開発をおこなっている点が好評で、これまでも求人マッチングシステムやメール配信システム、セミナー予約システムなど様々なシステム開発の実績があります。
その後の保守サポートまで一貫して行うことができる点も魅力的です。
画像出典：株式会社アジャイルウェア HP
株式会社アジャイルウェアは、「企画・計画・実装・テスト・リリース」のスプリントを繰り返す反復型アジャイル開発を実施している、システム開発会社です。
小さいライフサイクルで開発するため、開発途中での機能追加や仕様変更に対して柔軟に対応できることができるかつ、問題が発生した場合にも大きな手戻りないことが強みといえるでしょう。
アジャイル開発の外注に適している会社です。
画像出典：株式会社ソルネット HP
株式会社ソルネットは、一般的なアジャイル開発とは異なる、超高速開発手法「JBアジャイル」という独自の開発手法でシステム開発をおこなう会社です。
大規模開発になるにつれスケジュール管理をするのが難しくなりますが、この手法であれば高品質かつスピーディに対応することができるのです。
結果、実績プロジェクトは400件を超えており、基幹システムの大規模開発にも適用できています。
画像出典：株式会社ヴェス
株式会社ヴェスは、アジャイル開発に必要な仮説検証を第三者視点でおこなっている、システム開発会社です。
アジャイル開発会社では常に仮説検証を繰り返していますが、非効率な検証による開発遅延や誤った検証方法によるシステム開発の失敗も往々にして発生しています。
株式会社ヴェスでは、レベルの高い技術者が多数在籍しているため、アジャイル開発の第三者検証が必要な場合に頼るべき会社といえます。
画像出典：株式会社デジタルフォルン
株式会社デジタルフォルンは、エンジニアはもちろんデザイナー、マーケターなど各領域のスペシャリストがお客様のニーズに応じてチームを組んでアジャイル開発をおこなう会社です。
ただシステム開発をするだけでなく、様々な視点からお客様に合ったシステムを提案してもらえるため、積極的にDX支援を進めたい企業にとっては最適なアジャイル開発会社といえるでしょう。
画像出典：Sky株式会社
Sky株式会社は、受託システム開発はもちろん、自社開発のソフトウェアパッケージの販売などもおこなう日本でも有名な大手アジャイル開発会社です。
豊富なノウハウを活かした高度なシステム開発が得意なため、お客様のあらゆるニーズに対応できます。
また、業界のニーズや導入の目的に応じたソリューションを提供可能なため、ビジネス環境の変化に迅速に対応できるシステム開発をお求めの方には最適の会社です。
アジャイル開発を成功させるためには、開発会社選びが非常に重要です。
どれだけ優れた開発手法でも、パートナーとしての会社が適切でなければ、期待する成果を得るのは難しくなります。
ここでは、アジャイル開発会社を選ぶ際に注目すべきポイントを、4つ解説していきます。
まず確認すべきは、依頼しようとしている会社にアジャイル開発の豊富な実績があるかどうかです。
アジャイル開発は、従来のウォーターフォール開発とは異なる独自のプロセスを持つため、十分な経験とスキルが求められます。そのため、過去に手掛けたプロジェクトの事例や、似たような業界・規模のプロジェクトを扱った経験があるかを調査することが重要です。
特に、自社のプロジェクトと似た内容で成果を上げた実績があれば、より信頼性が高まります。
アジャイル開発の特性上、プロジェクトの進行中に要件が変更されることは珍しくありません。そのため、柔軟に対応できる開発会社を選ぶことが重要です。
計画段階での変更や、新たに発生する課題に対して迅速に対応できる体制が整っているかどうかをチェックしましょう。特に、チーム間の連携がスムーズで、クライアントからの要望に即座に反応できるかどうかは、プロジェクトの成功を左右する重要なポイントになります。
アジャイル開発では、プロジェクトの進捗に応じたフィードバックが重要な役割を果たします。定期的なミーティングやレビューを通じて、進行状況や成果物についてフィードバックを得られる開発会社を選びましょう。
フィードバックが迅速かつ的確であれば、問題点を早期に発見し、解決策を講じることが可能になります。フィードバックの頻度や質について、事前にアジャイル開発会社と話し合っておくと安心です。
システムやアプリケーションは、リリース後の運用や改善が長期的な成功を左右します。そのため、開発後のサポート体制がしっかり整っているアジャイル開発会社を選ぶことが大切です。
たとえば、バグ対応や機能追加の提案、定期的なメンテナンスなど、どのようなサポートを提供しているかを確認しましょう。
また、契約内容にアフターサポートが含まれているか、追加費用が発生する場合の条件なども、明確にしておくことが重要です。
今回は、アジャイル開発会社を探している方に向けて、おすすめのアジャイル開発会社や、失敗しないための選び方などについて、詳しくご紹介しました。
アジャイル開発をおこなう会社はたくさんありますが、それぞれに得意とする分野が異なるため、自社のニーズに合う会社に開発を依頼することが大切です。また、開発後の運用も含め、長期的なサポートを受けられる会社だと、より安心して依頼できるでしょう。
今回ご紹介した内容を参考に、信頼できるアジャイル開発会社を選定しましょう。
