中小企業がWEBマーケティングで成功するための5つのポイント(社風)
2021/11/16(火)
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飲食店がよく取り組んでいる集客方法はチラシ投函、グルメサイトへの登録です。こうした集客方法も効果はありますが、今ひとつお客が集まらない、と悩んではいないでしょうか?
本記事では、飲食店がいまだからこそ行うべきWEB集客についてご紹介します。コロナ禍で遠のいた客足をどう引き戻せばいいのか?WEB集客にはその答えがあります。
まず、お客様が初めて利用する飲食店を選ぶプロセスを考えてみましょう。
「集客したい」と考えているということは、新規のお客様を獲得したいということですね。そのためには上記のプロセスの中で、自店舗のことをうまくアピールする必要があります。
ポイントは「飲食店を調査する人は、その時々で違ったツールを使っていること」です。プロセスの最初にはGoogleやYahoo!を使いますが、次にはホームページやグルメサイト、またはGoogle検索で表示される店舗情報を参考にします。写真を確認するのにはSNSをよく使い、またホームページやグルメサイトを閲覧したりします。
つまり、多くの人が初めて利用する飲食店を選ぶ際に、インターネット上のあちこちを行き来しているのです。その中で自店舗をうまくアピールするには、WEB集客を実施し、プロセスの時々で情報を届けられるようにしなければなりません。
従ってチラシ投函とグルメサイトに登録するだけでは不十分。WEB集客こそ、飲食店が今行うべき集客方法なのです。
飲食店が優先して行うべきWEB集客はGoogleマイビジネスの登録、SNSマーケティング、ホームページ運営の3つです。それでは1つずつ解説します。
Googleマイビジネスとは、Googleが提供する無料の店舗情報登録ツールです。Googleマイビジネスに店舗情報を登録すると、店名検索された際に検索ページの右側にさまざまな情報が表示されます。
<弊社名(GIコンサルティングパートナーズ)で検索した場合>
上記画像で右側に表示されているのがGoogleマイビジネスに登録した情報です。企業名(店舗名)、所在地、営業時間、健康・安全対策、電話番号などが表示されていますね。画像では見えませんが、その下にはお客様からのクチコミや企業情報(店舗情報)なども表示されています。
初めて利用する飲食店を調査する際に、行き先周辺からいくつかの飲食店をピックアップしたら店舗名で検索し、各店舗の情報収集を行うのが一般的なプロセスです。その際に、上記のように店舗情報が表示されると調査の手間を省けますし、信頼感も与えられます。また、Googleマイビジネスには写真も登録できるので外観や内装、メニューの写真などを掲載するのも効果的です。
まだGoogleマイビジネスに登録していない場合は、すぐにでも登録しておきましょう。Googleマップで周辺飲食店を検索した際に詳細情報が表示されるようになるのもメリットの1つです。
関連記事:Googleマイビジネスとは?登録手順や活用のポイントを解説
SNSマーケティングもすぐに始められるWEB集客方法です。アカウント開設は無料であり、すぐにでもコンテンツ(文章、画像、動画)を投稿できます。では、どのSNSを利用すればよいのか?その点は調査データを参考にしましょう。
マーケティングリサーチ会社のインテージが調査したデータによると、「食べ物と行き先」の情報収集として最も利用されているSNSはInstagramです。
出典:インテージ「SNS、どう使い分ける?主な使い方と「SNSあるある」実態」
SNSの利用者数としてはTwitterの方が多いのですが、効率性を考えるとInstagramがまずは最適です。「画像や動画でユーザー同士がつながる」という特徴も飲食店のWEB集客にピッタリでしょう。店舗の外装や内装、メニューなど魅力的な画像や動画を投稿し、ユーザーが情報収集しやすい状況を作ると同時にファン獲得にも取り組めます。
関連記事:SNSマーケティングの方法・メリットとは
「ホームページならもう作ってあるよ」という飲食店が多いでしょう。しかし、ここで言うホームページ運営とは単に営業時間やメニューなどを掲載したホームページではなく、継続的に情報発信するホームページのことです。
簡単に言えばホームページにブログ機能を設けて定期的な情報発信を行います。情報の種類はイベントや新メニューの「お知らせ系」とユーザーに有益な「お役立ち系」の2種類が中心になります。
出典:SHAKE SHACK
上記画像は、ニューヨーク発のハンバーガーショップ、シェイクシャックのブログページです。掲載されている情報はお知らせ系がほとんどですが、1つ1つのコンテンツは画像などにこだわって作られています。
ホームページに最新情報が充実しているとお店に対する信頼感が高まり、購買意欲の刺激にもなります。お役立ち系コンテンツを充実させればGoogleやYahoo!など検索エンジンでの露出も増えるので、検索エンジン経由の集客にも期待できます。
関連記事:集客に繋がるホームページを作る際のポイント
「飲食店だから」あるいは「〇〇だから」などの理由でWEB集客に取り組まないのは損です。現在は多くの人がインターネットを使って情報収集する時代なので、飲食店も含め、いかなる業界・業種でもWEB集客は有効な集客方法なのです。
とはいえWEB集客の知識もノウハウもない、と不安になる場合はひとまずGoogleマイビジネスに情報登録をしましょう。WEB集客についていろいろ知りたい場合は、Google検索でさまざまな情報が手に入ります。当ブログでもWEB集客の知識やノウハウを紹介しているので、他の記事にもぜひ目を通してみてください。
本格的にWEB集客を始めて来客数・売上アップを目指す場合は、WEB集客コンサルタントへの依頼も検討してみましょう。