ホームページ集客のSEO対策とは
2021/10/17(日)
Webサイト運営では継続的なコンテンツ発信が大切です。しかし、そのコンテンツを作り続けるという作業が最も大変かもしれません。
そこで検討したいのがコンテンツ記事制作を外注することです。しかし「外注すれば必ずうまくいく」わけではないので注意が必要です。
そこで今回は、コンテンツ記事制作を外注する際のポイントと注意点をご紹介します。
内製でのコンテンツ記事制作に限界を感じ外注を検討している方はぜひ参考にしてください。
目次
最初に、コンテンツ記事制作を外注するメリットを整理しておきましょう。以下が主なメリットになります。
- コンテンツ記事制作の工数を削減できる
- マーケティング戦略や記事企画など運営に集中できる
- 質の高いコンテンツ記事を安定的に確保できる
やはりコンテンツ記事制作の工数を削減できるというのが、外注の大きなメリットでしょう。企業によっては1~3名でWebサイト運営にあたっているケースも多いのですが、やはり限界があります。コンテンツマーケティングに取り組む企業においても同様でしょう。
特にコンテンツ記事制作は時間と労力が必要です。これを効率化できるとWebサイト運営はグッと楽になります。よりマーケティング戦略やコンテンツマーケティングの企画に専念できるようになるでしょう。
経営者やWebマーケターの仕事は本来「Webサイトの評価を高めて訪問者数をアップする」ことです。ですから、ときにはコンテンツ記事制作は別の仕事として切り分けて、外注する方がメリットを生み出すこともあります。
関連記事:コンテンツマーケティングとは?初心者でも分かりやすく徹底解説
一方、コンテンツ記事制作を外注するデメリットも知っておきましょう。「外注コストがかかる」というデメリットを除けば、「外注先選定が難しい」というのが大きなデメリットです。
コンテンツ記事制作を外注したもののといった問題を抱えるケースもあります。
- 質の高いコンテンツ記事が上がってこない
- 修正が多く作業効率が向上しない
上記のような事態を避けるためにも、本記事で紹介する外注のポイントと注意点を押さえておきましょう。
それでは、コンテンツ記事制作を外注する際のポイントをご紹介します。
外注の際は以下の全4ポイントをしっかりと押さえて、優良外注先を選べるよう心がけましょう。
まず大切なのは、自社Webサイトが掲げる目標やそれに必要な記事数(月間)を改めて整理することです。
Webサイトの目指すところによって選ぶべき外注先も変わります。従ってWebサイトの情報を改めて整理し、外注先選びの基盤を作りましょう。
クラウドソーシングサービスとは、全国のライター、エンジニア、イラストレーターなど多彩な人材が登録していて、発注者はネットを介して仕事を依頼できるシステムです。
外注先の選定で、いま最もよく利用されるのが「ランサーズ」や「クラウドワークス」に代表されるクラウドソーシングサービスでしょう。
クラウドソーシングサービスの注意点は、誰でも登録できるサービスであるということです。受注者のスキルやビジネスに対する姿勢は千差万別です。
仕事を依頼するときは、受注者のプロフィールをきちんと確認しましょう。プロフイールには、受注者の人柄を推し量れる経歴や過去実績、口コミ、ポートフォリオなどのデータが記載されています。
漏れなく確認すして発注のミスマッチをなくしましょう。
一口にコンテンツ記事制作の外注といっても、色々な形でサービスが提供されています。1記事のみ対応してくれる外注先もあれば、最小発注数が月間30記事という外注先もあります。
どんなに質の高いコンテンツ記事を提供している外注先でも、自社のWebサイトコンセプトに見合わなければ余計なコストが発生します。
従って外注先が提供しているサービスプランをチェックし、自社にマッチした外注先をピックアップしましょう。
コンテンツ記事制作では「費用と品質のバランスが取れているか」が重要です。チェックする際はコンテンツ記事自体の品質だけでなく、サービス体制もチェックしてください。
単なる記事制作ではなく企画・ライティング・投稿まで対応してくれるか否かも重要です。
また、単純に費用だけで比較するのはおすすめしません。安いにはそれなりの理由がある場合がほとんどです。
品質が見合っていなければ結局のところ損をすることになります。費用と品質のバランスに着目し、費用対効果が見込める外注先かを見極めましょう。
外注先によって得意な専門分野は異なります。BtoB向けのコンテンツ記事が得意な外注先、BtoC向けが得意な外注先、医療系に強い外注先などいろいろな専門性があります。
外注先の専門分野を把握し、自社Webサイトのコンセプトにマッチしているかどうかを確かめましょう。
良い外注先を見つけても、たとえばその会社が倒産すればコンテンツ記事の供給は途絶えます。Webサイト運営への影響も大きく、コンテンツを継続的に発信できなくなるリスクもあります。
そうした事態を避けるためにも外注先の将来性を把握することが大切です。考え方によっては倒産リスクのない個人ライターにコンテンツ記事制作を外注するのも良いかもしれません。
コンテンツ記事制作を外注する際の注意点とは「悪質な外注先に引っかからないこと」です。残念ながら、全ての外注先が優良というわけでありません。
中には悪質なサービスを提供し、費用だけかかるような外注先も存在します。
たとえばコピーコンテンツを提供する外注先には注意してください。ネット上のコンテンツを真似て「てにをは」を変えただけのコンテンツ記事を納品する外注先も存在します。
そうしたコンテンツ記事を投稿した場合、ペナルティを受けたり法的責任を問われるのはWebサイトを運営する企業です。
関連記事:コピーコンテンツとは
そうした不正を見抜くにはテストライティングを実施したり、実際の成果物を確認するなどが有効です。悪質な業者というのはどこの業界でも、いつの時代でも存在します。そうした悪質な外注先に引っかからないよう充分注意してください。
外注のポイントと注意点をしっかりと押さえて、自社Webサイトにぴったりのコンテンツ記事制作外注先を見つけましょう。そうすればWebサイト運営やコンテンツマーケティングは大幅に効率化します。
それだけでなく高いSEO効果も見込めるので、訪問者数アップやひいては売上拡大へとつながるでしょう。
少ないリソースでWebサイト運営に取り組んでいる企業では、この機会にコンテンツ記事制作の外注を検討してみましょう。