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動的URLと静的URLの違いとは?SEO上の注意点を解説

SEO対策でWeb集客効果を高めるにはコンテンツタイプの違いにまで着目する必要があります。そこで今回お話しするのは「動的URLと静的URLの違い」です。

そもそも動的URLと静的URLとは何か?まずはそうした素朴な疑問から解消していきます。

動的URLとは?静的URLとは?

動的URLとは?静的URLとは?

簡単な違いを説明しますと、以下のようになります。

動的URL:「?」「=」「&」が含まれたURL
静的URL:「?」「=」「&」が含まれないURL

詳しく説明しますと、動的URLはユーザーの行動に応じてその都度プログラミングで生成されるため毎度異なるURLが出力されています。例えば楽天ブックスにて池上彰著『伝える力』を表示すると動的URLが出力されます。

動的URLとは?静的URLとは?

楽天ブックスのようなECサイトの場合、ユーザーがアクセスしたときの行動(商品検索など)に応じてデータベースから内容を抽出して表示する必要があるため、動的URLを採用しているのです。一方でトップページの場合、採用されているのは静的URLです。

動的URLとは?静的URLとは?

マーケターの中では「SEO対策上どちらが有利か?」といった議論が行われてきました。通説としては「静的URLの方がSEO効果が高い」と言われていますが、その理由とは何か?また、本当に静的URLの方が有利なのでしょうか?

静的URLがSEO対策上有利だと言われている理由

静的URLがSEO対策上有利だと言われている理由

Googleはクローラーと呼ばれるプログラムを使って世界中のWebサイトを回遊し、コンテンツを検索エンジンのデータベースにインデックス(登録)や評価を下しています。
静的URLがSEO対策上有利だと言われている理由は、静的URLが優れているのではなく「動的URLが複雑なためクローラーに認識されづらい」という理由からです。

動的URLは出力するURLがユーザーごと、あるいは行動ごとに違うためGoogleのクローラーは認識しづらく、結果としてコンテンツがインデックスされづらいと考えられてきました。
しかしながら、以前はそうした事実はあったものの現在では動的URLの認識技術が向上して、どちらの方がSEO対策上有利ということは無くなったとGoogleが公言しています。

While static URLs might have a slight advantage in terms of clickthrough rates because users can easily read the urls, the decision to use database-driven websites does not imply a significant disadvantage in terms of indexing and ranking.
(静的URLはユーザーが簡単にURLを把握できるがためクリック率においてわずかなメリットがあるかもしれませんが、データベース駆動のWebサイト(動的URL)を採用することはインデックス作成とランキングに重大な欠点を招くものではありません)

出典:Google Search Central Blog「Dynamic URLs vs. static URLs (動的URL vs. 静的URL)」

WordPressでは動的URLを静的URLに見せかけるためのプラグインが提供されていますが、Googleのアナウンスによると動的URLをリライトするよりも現状維持の方が検索エンジンにとって良いとしています。

ただし、Webサイト運営者は次項で挙げる注意点について認識しなければなりません。

動的URLを設定する際のSEO対策上の注意点

動的URLを設定する際のSEO対策上の注意点

「SEO対策上、静的URLが有利」と言われているのは過去にGoogleのインデックスに影響を与えていたからという理由だけではありません。確かに動的URLか静的URLかという二択がSEO対策に直接的な影響は与えなくても、静的URLには以下のような利点が残されています。

  • URLが短く、コンテンツ内容をユーザーが把握しやすいためクリック率が若干高い
  • URL、コンテンツ、キーワードの関連性が高いためユーザーは安心してクリックできる
  • コピー&ペーストしやすいためSNSなどでシェアされやすい
  • URLをそのままアンカーテキストとして使えるためSEO対策として効果が期待できる
  • Google以外の検索エンジンでは静的URLの方が扱いやすい可能性がある

こうした理由から静的URLの方がSEO対策上有利であると考えられるため、動的URLを採用する必要がないコンテンツでは極力静的URLを採用することをお勧めします。
Googleのアナウンスと乖離している部分があるのは、どの立場から動的URLと静的URLを見るかによって事実が異なるからです。

Googleはあくまで検索エンジン側に立って「世界中のWebサイトを正しく認識する」ことに注力するため、当然のことながら動的URLと静的URLに違いはないと公言しています。実際、Googleの技術進歩によって動的URLも静的URLと同じようにインデックス・評価されるようになったのでしょう。

しかし、Webマーケター側に立って考えると「ユーザーがクリックしやすい」といった利点の多い静的URLを極力採用したいと考えるのは当然の心理です。SEO対策ではどの立場から考えるかによって見方が変わってくるケースが多いため、動的URLと静的URLの違いはそれを理解する良い例だと言えます。

Webサイト運営は静的URLを基本に

Webサイト運営は静的URLを基本に

ECサイトなどでない限り動的URLを採用する必要性はありません。集客を目的としたWebサイト運営では特に「ユーザーの利便性」を意識することが大切なので、静的URLを基本的に採用しましょう。

また、動的URLを採用する場合は「静的URLに見せかける」という行為は控えた方が良いかもしれません。前述のようにGoogleの技術は進歩しており、動的URLでもしっかりとインデックス・評価してくれます。これを静的URLに見せかけると逆にインデックス・評価されづらいことも考えられるので、動的URLは動的URLのままにしておくのが得策です。

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