インフルエンサーマーケティングとは?メリットも解説
2021/09/14(火)
これからWEBマーケティングに取組む中小企業、またはすでに取り組んでいない中小企業に向けて、WEBマーケティングで成功するための5つのポイントをご紹介します。今回のポイントは「社風」です。
方法論ばかり取り入れるだけではWEBマーケティングは成功しません。「成功するための社風」がどうしても必要であり、WEBマーケティングの土台作りとして大切です。
WEBマーケティングに対する認識を改める意味でも、今回ご紹介する5つのポイントを意識してみてください。
目次
中小企業基本法における中小企業の定義は次のようになります。
業種 | 資本金の額、または出資の総額 | 常時使用する従業員の数 |
---|---|---|
製造業、建設業、運輸業、その他の業種 | 3億円以下 | 300人以下 |
卸売業 | 1億円以下 | 100人以下 |
サービス業 | 5,000万円以下 | 100人以下 |
小売業 | 5,000万円以下 | 50人以下 |
製造業、建設業、運輸業でも常時稼働する従業員数は300人以下が条件なので、中小企業とは大企業と比べると小さな組織です。そして小さな組織だからこそ、経営者の理念が浸透しやすいメリットがあります。
逆を言えば、経営者が率先してコミットしないと組織がついてきません。
これを考慮すると経営者自身がWEBマーケティングに積極的になることが、中小企業としてWEBマーケティングに成功するための第一歩です。ただし従業員数が100人以上の場合は役員を「CMO(最高マーケティング責任者)」に任命し、経営に近い人物がWEBマーケティングを総括するのも良いでしょう。
組織全体で「WEBマーケティングに真剣だ」という雰囲気を作ることが大切です。
WEBマーケティングに失敗する中小企業でありがちなのが、担当者を適当に任命して1人に全ての負担を負わせることです。こうした失敗例は経営者自身にWEBマーケティングに対する理解が足りないことで起きてしまいます。
インターネットやSNSを使い慣れていることと、WEBマーケティングに長けていることは全く別の話です。「若いから」という理由で20代30代の人材をWEBマーケティング担当を一任することは、結果として人材を失うことになりかねません。さらに本業との兼任となるとその負担は想像以上です。
WEBマーケティングは1人の担当者に任せるのではなく、チームで取り組むべきです。本業と兼任だとしても、複数人がWEBマーケティングに取り組めば負担を分散できます。中長期的に実施するマーケティング施策だからこそ、必ずチームで取り組みましょう。
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仕事でフォークリフトを運転する機会がある中小企業の場合、従業員の免許取得のために費用を負担するところは多いでしょう。しかし、WEBマーケティング担当者に任命した人材に対して学びの場を与えないのはなぜでしょうか。
テレビCMや新聞広告などのマスマーケティングに比べると、少ないコストで集客できるのがWEBマーケティングです。だからといって教育予算や初期投資を惜しんでしまうと、一向に成果が現れません。それもそのはず、学びの場がなければ正しい知識・技術を手にすることはできません。一定の予算を割かなければ良いWEBマーケティングはできません。
「初めて取り組むから費用対効果もわからない」と予算を割くのが怖くなる理由はわかります。しかし、ある程度の予算を割かなければWEBマーケティングの成功はあり得ないのです。WEBマーケティングといえど、多少のリスクは覚悟しましょう。
ただし、そうしたリスクを最小限にとどめ、効率良くWEBマーケティングを成功に導くために弊社のようなコンサルタントが存在します。WEBマーケティングに取り組みたい、だけど不安だという悩みを抱えているのであれば、セミナーに参加したり相談したりするのも有効手段だと覚えておきましょう。
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WEBマーケティングがマスマーケティングと決定的に異なる点は「双方向コミュニケーションができる」です。テレビCMや新聞広告なら放映・出稿すればそれで終わりです。マーケティングの効果測定は難しく、その後の売上で結果を測定するのが一般的です。
一方、WEBマーケティングならどんな施策でもユーザーから反応を受け取れます。たとえばホームページ集客ならGoogleアナリティクスというツールを使えば以下のようなデータを確認できます。
- 何人のユーザーがアクセスしたか
- どの記事がよく読まれているか
- 平均滞在時間はどれくらいか
- クリック率はどれくらいか
- SNSならいいね!やコメントの数
- SNSならフォロワー数の増減
つまりWEBマーケティングでは双方向コミュニケーションを大切にし、ユーザーの反応を伺いながら試行錯誤を繰り返すことが欠かせません。その大切さを組織全体で理解することがWEBマーケティングの成功につながります。
たとえばホームページ集客に取り組む場合、消費者や見込み客が抱えている悩みを解決するようなお役立ち情報を継続的に発信しながら、GoogleやYahoo!からのアクセスを増やしましょう。最終的に商品購入や問い合わせなどの行動喚起につなげていきます。しっかりとした集客効果が出るまで、最低でも1年くらいは覚悟の上で施策を継続しなくてはいけません。
お役立ち情報をたくさん蓄積すると、それはホームページの信用になります。コツコツ積み上げていくことが正しい、それこそWEBマーケティングの正解と考えられる社風を作りましょう。
多くの中小企業は短期的な効果が出ないからといってWEBマーケティングを諦めがちです。多くのWEBマーケティング成功企業が証明しているように、コツコツ積み上げた先にこそWEBマーケティングの成功があります
中小企業の中にはWEBマーケティングどころか、マーケティング自体がおろそかになっている企業も少なくありません。だからこそ社風作りから始めて、WEBマーケティングの土台作りが必要なのです。
WEBマーケティングを始めたけれど上手くいかないという中小企業は、その土台が整っていない可能性が高いでしょう。まずは今回ご紹介した5つのポイントを意識し、WEBマーケティングのための社風作りから始めましょう。