パーソナライズド検索とは?
2021/11/17(水)
目次
ホームページは今や、単に企業情報を掲載する場所ではありません。そこにアクセスしたユーザーに有益な情報を提供することで関係を構築します。
ホームページは、商品やサービスに関する問い合わせや資料請求などに繋げられる立派なマーケティングツールです。
ホームページを活用したWebマーケティングに企業規模は関係ありません。中小企業でも個人事業主でも取り組めるので「これからホームページ制作を予定している」という企業・個人は多いでしょう。
そこで今回は、そうした企業・個人に向けて「ホームページ制作の際の注意点」についてご紹介します。集客効果の出るホームページを作らないと意味がありません。
本記事でご紹介する注意点を念頭におきながらホームページ制作に取り組んでいきましょう。
それでは早速ホームページ制作の注意点をカテゴリ別にご紹介します。注意すべきポイントは多いですが、どのポイントもしっかりと押さえながらホームページ制作に取り組むことが大切です。
まず重要なことはホームページの「コンセプトとターゲット」です。闇雲にホームページを制作しても集客効果は出ません。
何のためのホームページなのか?誰のためのホームページなのか?を明確にして今後の制作指針を作りましょう。その際は「ペルソナ分析」などの活用をおすすめします。
関連記事:Webマーケティングにおける「ペルソナ」分析とは?
もう1つ重要なポイントは「ホームページの階層を意識すること」です。階層はトップページから最も下位のページへ何クリックで辿り着けるか?を意味します。
クリック数が少ない方がユーザーの手間が省けます。
さらに、Googleもホームページ内を回遊しやすくなるのでSEO上有利です。ホームページの階層構造が複雑だとユーザとGoogleの両方から評価されづらくなるので注意しください。
まずは、以下2つのホームページを確認してみてください。
GIZMODE(ギズモード)
GIGAZINE(ギガジン)
ご覧いただくとわかるように両者のWebサイトは、非常にシンプルでわかりやすいデザインをしています。実はどちらも月間1,500万PVを超える巨大サイトです。
そうした膨大なPV数を集めているホームページは「さぞサイトデザインに凝っているもの」と考えがちですが実際は違います。デザインよりもユーザーの利便性を重視しているからこそ、長く愛されるホームページとなっています。
ホームページデザインではお洒落さよりもユーザーの視認性や利便性を意識してください。
単にお洒落さを目指したホームページデザインは運営者のエゴです。ユーザーは常に見やすく、扱いやすいホームページを求めています。
ホームページを立ち上げあとはコンテンツを作り始めて、そこからアクセス数を集めていきます。その際に注意すべきが「コンテンツの作り方」です。
良いコンテンツというのは「ユーザーに有益な情報を掲載したもの」を指します。しかし良いコンテンツを作ったからといって、必ずしも多くのユーザーの目に留まるわけではありません。
運営者は「Googleからの評価」も意識しながら、SEO対策を実施していかなくてはいけないのです。
従って、ホームページ運営を始める前にSEO対策の基本的な知識を身につけてください。SEO対策の知識がなければどんなに素晴らしいコンテンツを作っても集客に繋がりません。
そしてもう1つの注意点は「コンテンツの専門性を高めること」です。コンテンツは数も重要ですが、質が何より大切です。
コンテンツの質とはつまり専門性を意味します。たとえばあなたが何かしらの専門家であれば、その知識やノウハウ、経験を思う存分発揮してコンテンツを作成してください。
ただしその際は、非専門家でもわかりやすい文章を心がける必要があります。
あなたが専門家ではない場合、専門家への監修を依頼するか、日々の経験から得られた知見を披露しましょう。そうすればコンテンツの専門性は高まります。
Googleは専門性の高いコンテンツを高く評価する傾向にあります。コンテンツの数よりも専門性(=品質)を重視するのがポイントです。
ホームページは「作って終わり」ではありません。それではWebマーケティングにならず、集客効果も出ないままです。
ホームページ制作がゴールだと勘違いし、「効果が出ない」とあきらめてしまう運営者が多く存在します。
Webマーケティングで成功するには「ホームページは運営が大切」だということを理解しなければなりません。継続的なコンテンツ作成と投稿を続ける必要があるからです。
「継続は力なり」の言葉通り、ホームページ運営は継続してこそ集客効果を発揮します。
せっかくホームページを制作するのですから、どうか長期的な目線で運営に取り組み、集客効果がしっかりと出るホームページを目指してください。
ホームページを制作するにあたり他社に依頼するケースも多いでしょう。その際は「悪質なホームページ制作会社」に当たらないよう十分注意してください。
非常に残念ではありますが、クライアントの制作目的や意図を無視して「ホームページだけ制作して終わり」の制作会社も少なくありません。そればかりか、悪質なSEOコンサルティングによって多くの利益を得ようとする制作会社もあります。
そうしたホームページ制作会社に引っかからないためにも、以下の記事に目を通しておくことをお勧めします。
関連記事:Web集客・Webマーケティングのコンサルティングとは?
ホームページ制作の成功とは「Webマーケティングによる集客効果が出た時」です。さらに言えば、そこがゴールではありません。
ホームページを使ったWebマーケティングにゴールは存在せず、継続的に取り組んでこそ価値があります。今回ご紹介した注意点を念頭に置きながら、ホームページ制作の成功に向けて進んでいきましょう。