工務店がホームページで成功する集客方法
2021/11/11(木)
経営難に陥っているとき、組織として新しい壁に遭遇したとき、「経営コンサルティングを依頼してみようかな?」と考えたことはないでしょうか。しかしコンサルタントはどこか信用し難いイメージを持たれることが多く、依頼するにいたらないというケースが多いのが現実です。
優良コンサルタントは数多く存在するのですが、残念ながらそれと同じくらい悪質なコンサルタントも存在します。人間はマイナス印象の方が鮮明に残るものなので、「コンサルタント=信用できない」と考えてしまうのも仕方ありません。
今回はコンサルタントに対する不信・不安を少しでも解消するために、経営コンサルティング会社の種類と特徴についてお話します。「悪質なコンサルタントに引っかからないポイントを知りたい」という方は、以下の記事にも目を通してみてください。
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経営コンサルティングというのは企業経営の改革等を推進する手助けを担う業務ですコンサルティングのことです。「どの切り口から経営改革を推進するか?」によって、大きく3つの種類に分けられます。では、それぞれの特徴をご紹介します。
経営コンサルティングと聞いて真っ先にイメージされるのが戦略系の経営コンサルティングでしょう。彼らは企業経営の根底となる戦略部分から見直し、中長期的な経営戦略の組み立てを行なっていきます。大抵の場合、経営戦略の立て直しからそれを組織の隅々まで浸透させるのが彼らの役割です。
起業から数年経過した中小企業の中には「これからどうやってビジネスを進めればよいか?」と戦略部分に悩みを抱えている経営者が多くいらっしゃいます。他社情報も少なく、道に迷っているような状態です。
いくつもある道の中で、何を考えどの道を選べばよいのか?簡単に言えばそれを教えてくれるのが戦略系経営コンサルティングです。
戦略系経営コンサルティングという上位レベルのコンサルタントなので、会社によって得意分野が違います。製造業に強い会社、小売業に強い会社、あるいは中小企業に強い会社。コンサルティングを依頼する際はそうした得意分野を見極めることが大切です。
組織を形成するのは経営者や役員、社員やパート、アルバイトといった人材です。そうした人材をどう動かすかによって経営のあり方が変わります。人事系経営コンサルティングでは現状の人事問題を見つめながら、どうすれば多くの人材が活躍し、活気ある経営ができるかを考え実行するコンサルティングです。
経営戦略と同様、人事戦略に悩み経営者も少なくありません。人材を動かすことは時にビジネスを動かすことよりも難しいため、人事系経営コンサルティングの力を借りたいと考える方も多いでしょう。
人事系経営コンサルティングの仕事は就業規則の立て直し、労務問題の解決、採用活動の改善、人材育成など多岐にわたります。コンサルタント選びで大切なことは人事部門に対する深い知見と、体系化されたノウハウを持っているかどうかです。
そうした意味で人事系経営コンサルティングは大手コンサルタント会社に依頼するケースが多いですが、中堅・中小の中にも優秀なコンサルタントも存在します。中小企業が依頼する場合は、同じ目線に立って人事問題を考えてくれる中堅・中小のコンサルティング会社がおすすめです。
聞こえが悪いかもしれませんが経営とはいわば「儲けること」です。儲けがなければ従業員の給与を支払えませんし、組織としての発展もありません。社会貢献やそのほか諸々の活動を行うにも全てはお金が必要なのです。つまり、「儲けること」は企業にとっての正義です。もちろん健全な経営活動を行なっていることが前提ですが。
では、企業が儲けるために何が必要かというと第一に資金です。素晴らしいビジネスのアイディアがあっても資金がなければそれを実現できないため、お金を儲けるためのお金が必要なのです。そうした点で相談に乗ったり、具体的なノウハウを提示してくれたりするのが財務系経営コンサルティングです。
たとえば銀行からの融資や増資はどうやったら成功するのかの知識やノウハウを教示し、その過程もサポートします。税金対策、助成金対策なども財務系経営コンサルティングの仕事のうちです。
また、集めた資金をどう分配していくかを明示してくれるコンサルタント会社もあります。税理士や会計士が財務系経営コンサルティングを提供しているケースが多いですが、彼らはどちらかというと「お金の計算をするエキスパート」です。コンサルティングを依頼する際は士業の肩書きだけでなく、経営に深く携わった経験があるかなども重視しましょう。
コンサルティングを依頼したくても、どう探せばよいかわからないという課題があります。これに関してはまず、インターネット調査で探してみることをおすすめします。もちろん、信頼できる他社から紹介してもらうというのも1つの手段です。しかし、その経営コンサルティング会社が自社にマッチしているとは限りません。
やはり自身の手と目で各経営コンサルティング会社の情報を確かめ、自社にマッチした会社はどこかを探してみましょう。悪質なコンサルティング会社の見分け方については冒頭で紹介した関連記事で解説していますので、そこであてはまるコンサルティング会社とは正反対の会社をピックアップしながら比較検討してみてください。
どんな分野にもプロフェッショナルは存在します。経営コンサルティング会社というのは、「経営を立て直したり、組織を成長させたりするプロフェッショナル組織」です。要するに製造実績のある他社にOEM生産を依頼するのと同じようなものです。
しかし悪質な経営コンサルティング会社が存在すること、製造業と違ってノウハウや成果物がブラックボックスであることなどが原因で、コンサルタントに対して不信感を持たれやすいのは確かです。
従って「コンサルティングって結局何をしてくれるの?」という素朴な疑問を大切に、自分なりに調べてみましょう。その上で納得できるようであれば是非とも経営コンサルティング会社に依頼してみてください。