インフルエンサーマーケティングとは?メリットも解説
2021/09/14(火)
目次
マーケティングフレームワークとは、主にWEBマーケティングの戦略を考えるのに必要な情報をまとめ、分析する作業のことです。闇雲にWEBマーケティングに取り組んで失敗してしまわないよう、1つ1つのマーケティングフレームワークをしっかりと理解し、正しく活用したいものですね。
そこでこの記事では、経営者に覚えていただきたいマーケティングフレームワーク5つと、その仕組みをご紹介します。マーケティングフレームワークはそれぞれの使いどころも肝心なのでぜひ参考にしてください。
この記事で紹介している5つのマーケティングフレームワークは、それぞれに役割があり、流れがあります。まずはその仕組みを理解することが大切です。
上記画像ではPEST分析に始まり、最終的にはPDCAサイクルで終わります。これがWEBマーケティング戦略を考える上で大切な1つの仕組みです。ただし、マーケティングフレームワークの種類はこの限りではありません。
他にもいくつかのマーケティングフレームワークが存在し、それを組み合わせても大丈夫です。たとえばSTP(セグメント・ターゲット・ポジショニング)と呼ばれるマーケティングフレームワークを加えると、より戦略的なWEBマーケティングになるでしょう。
それでは、5つのマーケティングフレームワークを1つずつ解説します。それぞれの利用シーン、効果を解説しますので、ひとまず概要だけでも覚えてください。
PEST分析は、「Politic(政治)」「Economy(経済)」「Society(社会)」「Technology(技術)」という4つの軸で、ビジネスの外部環境に関する情報収集の分析を行うマーケティングフレームワークです。WEBマーケティングに取り組みたい、新規事業を立ち上げたいと思ったら、まずはPEST分析で外部環境を分析します。
政治・経済・社会・技術という日本全体を取り巻く環境情報を市場に落とし込み、今後市場がどのような展望を迎えるかを予測します。外部環境を踏まえたWEBマーケティング戦略を立てられるので、将来のリスクを管理し、より効果の高い戦略を考えるために欠かせないマーケティングフレームワークです。
以下の記事ではPEST分析の事例も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
関連記事:PEST分析とは?事例を合わせご紹介
3C分析は、「Customer(市場と顧客)」「Competitor(競合)」「Company(自社)」という3つの軸から外部・内部両方の環境情報を整理し、分析するマーケティングフレームワークです。
「Customer(市場と顧客)」ではPEST分析で分析した情報を用いて、市場とそこにいる顧客が何を求めているのか?を考えます。「Competitor(競合)」では競合の存在とそれぞれのポジションを、「Company(自社)」では内部環境を分析して市場でのポジションや強み・弱みなどの情報を整理します。
3C分析を用いると市場・競合・自社という、ビジネスに絶対不可欠な3者関係のバランスを知ることができるので、より実態に即したWEBマーケティング戦略を考えられるようになります。以下の記事では活用事例も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
関連記事:3C分析とは?わかりやすく解説
SWOT分析は、「Strength(強み)」「Weakness(短所)」「Opportunity(機会)」「Threat(脅威)」という4軸で自社情報と顧客との接点、さらに市場でのリスクを分析するマーケティングフレームワークです。
WEBマーケティングを成功させるには、競合との差別化が大切です。そのポイントを見つけるために4つの情報を整理し、どんなWEBマーケティング戦略なら効率良く集客できるかを考えるために活用します。
以下の記事ではSWOT分析の応用編である「クロスSWOT分析」についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。
関連記事:SWOT分析とは?WEBマーケティングで活用する目的とやり方を解説
マーケティングの4Pは、「Product(製品)」「Price(価格)」「Place(流通)」「Promotion(販促)」という4つの軸から、具体的なWEBマーケティング戦略を考えるためのマーケティングフレームワークです。
PEST分析や3C分析、SWOT分析を経ていろいろな情報を整理し、分析したら、マーケティング4Pを整理して市場での戦い方や流通方法、顧客との接点などを考えます。以下の記事では、スターバックスコーヒーのマーケティング4Pを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
関連記事:マーケティングの4Pとは?Web集客での活用法もご紹介
PDCAサイクルは、「Plan(計画)」「Do(実行)」「Check(評価)」「Action(改善)」という4つのプロセスによる、物事を改善するためのマーケティングフレームワークです。
WEBマーケティングで大切なのは「継続と改善」です。PDCAサイクルを使ってWEBマーケティングの計画・実行・評価・改善を繰り返すことで、より良い戦略や集客方法に向けて試行錯誤できるようになります。WEBマーケティングに限らず、日頃のビジネスにも欠かせないフレームワークですね。
以下の記事ではPDCAサイクルの基本と、類似手法の「OODAループ」について解説しているのでぜひ参考にしてください。
関連記事:PDCAサイクルとは
WEBマーケティング戦略にこの記事で紹介したマーケティングフレームワークを活用すると、良い戦略の立案や実行を助けてくれます。それだけでなく、各マーケティングフレームワークがWEBマーケティングだけでなく、あらゆるビジネスに活用できることを実感することでしょう。
マーケティングフレームワークは実際に使ってみないことには知識もスキルも磨かれないので、見よう見まねでも「まずやってみること」が大切です。この機会に、WEBマーケティング戦略にマーケティングフレームワークをどんどん取り入れていきましょう。