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社会保険労務士が集客を最大化する方法とは

社会保険労務士が集客を最大化する方法とは
社会保険労務士(以下、社労士)は士業なので、資格取得までに相応の努力をした人のみがなれる職業です。しかし、社労士になったからといって相談者が自然と集まるわけではありません。社労士とて「集客」は大切です。
今回は社労士として活躍する傍ら、集客に悩んでいる方々に向けて「社労士の集客」についてお話します。何をどうすれば相談者が増えるのか、重要なポイントをまとめてみました。

社会保険労務士が集客を実施するポイント

社会保険労務士が集客を実施するポイント

セルフブランディングの大切さを知る

社労士として活躍されている方々がまず知っておくべきは「セルフブランディングの大切さ」です。セルフブランディングとは個人が自らをメディア化し、自らをプロモーションする活動を指します。
社労士に限らず士業全般に言えることは「競合との差別化が難しい」です。Aの社労士にできることはBの社労士にもできる、という仕事が大半なので、価格競争に巻き込まれがちでもあります。社労士という仕事は資格によって守られていますが、社労士同士での集客争いに勝てなければ仕事は獲得できないのです。
そうした中で効率良く集客し、かつ価格競争とは離れた場所で自身のビジネスを進めるにはセルフブランディングが欠かせません。自らを1つのブランドとして確率できれば、それだけで高い競合優位性を保てます。
社労士が集客に取り組むにはまず、セルブランディングが重要だということをいつでも念頭においてください。

オウンドメディアを運営しましょう

ホームページを持っている社労士は多いです。というより、ほとんどの方々が基本のホームページを所有しています。しかし、ホームページを活用した集客となると実施しているのはかなり少数派でしょう。
ホームページを所有しているだけでは高い集客効果は見込めないので、オウンドメディア運営にチャレンジしてみましょう。オウンドメディアとは「自身で保有するメディア」のことであり、ホームページを通じてブログ記事発信やSNSアカウントの運用などが該当します。オウンドメディアを持つことはセルフブランディングの第一歩であり、同時に高い集客効果を発揮できる方法です。
労使間トラブルの解決に特化した社労士Aさんがいるとします。社労士Aさんは自身のホームページにブログ機能を追加して、労使間トラブルに関するお役立ち記事を定期的にアップしました。2・3ヶ月するとGoogle検索での表示回数が増え、徐々にホームページへのアクセス数が増えていきます。そして半年後にはホームページ経由で、月間10件の問い合わせが生まれるようになりました。
これはかなり現実的な例え話です。ホームページにブログ機能を追加し、オウンドメディア化すれば定期的に記事をアップするだけで問い合わせが生まれる可能性は大いにあるのです。というより、やり方次第で確実にそうした集客効果が見込めます。オウンドメディアは電話営業・飛び込み営業が敬遠される現代だからこそ、有効的な集客方法です。

アクセス数よりもコンバージョン率を高める

ホームページにブログ記事を追加する、SNSアカウントを作るなどしてオウンドメディア運営を始めたとしましょう。記事や画像などを投稿するほどにホームページのアクセス数、あるいはSNSのフォロワー数が増えていきます。しかし大切なのはアクセス数やフォロワー数よりも「コンバージョン率の高さ」です。
コンバージョンは「オウンドメディアを通じて喚起したい行動」と考えてください。社労士が運営するオウンドメディアなら「問い合わせ」がコンバージョンに該当しますね。10,000件のアクセスに対して150件の問い合わせならコンバージョン率は1.5%です。一方、5,000件のアクセスに対して150件の問い合わせならコンバージョン率は3%です。どちらの方が効率的な集客かは明白でしょう。
オウンドメディア運営ではアクセス数をただ増やせば良いわけではありません。しっかりとコンバージョンに繋がるような導線設計を作ることが何より大切です。そのためにやるべきことを「ロングテールSEO」と呼びます。
たとえば「社労士 とは」というキーワード検索で上位表示を達成した場合、大量のアクセスは見込めますが検索者のニーズが高いとは言えません。単に、社労士ってどんな職業だろうと気になった検索者も多分に含まれているからです。
一方、「解雇 訴訟 回避方法」というキーワードで検索した人の多くは、従業員の解雇を検討しているが不当解雇として訴訟を起こされないか心配している経営者または人事部長などです。明確なニーズがありますし、社労士にトラブル回避の相談を持ち込む可能性が大いにあります。
後者のようなキーワード検索での上位表示を狙う手法がロングテールSEOです。アクセス数をただ集めるのではなく、高いニーズが見込めるキーワードに絞って記事を作成・投稿することでコンバージョン率は大きく変わります。

MEO対策は確実に実施すること

コロナ禍によりオンライン化が進み商圏範囲が広がったという社労士も多いでしょう。しかし基本の商圏範囲は、事務所住所の半径15km以内という方が大半でしょう(自動車で45〜1時間30分ほどの距離)。相談者としても直接会って話がしたいという人が多いため、商圏範囲の相談者をしっかりと集客する施策が必要です。
そこで確実に実施したいのが「MEO対策」と呼ばれる集客方法です。これはGoogleマップ上で自所が優先的に表示されるようにしたり、「社労士 地域名」のキーワード検索で上位表示されるための施策です。
簡単な実施方法はまず、Googleマイビジネスに社労士事務所の情報を登録します。するとGoogleマップ上に情報が表示されやすくなり、Googleマップで社労士を検索している相談者の目に届くようになります。「社労士 地域名」のキーワード検索で上位表示されるようにするには、地道なオウンドメディア運営を行っていきます。
関連記事:Googleマイビジネスとは?登録手順や活用のポイントを解説
オウンドメディア運営に合わせてMEO対策も確実に実施しておきましょう。

社会保険労務士の集客を考えましょう

社会保険労務士の集客を考えましょう
一口に集客といっても色々な方法があり、事業によって最適な集客方法も違います。社労士としてはまず、セルフブランディングの大切さを知り、オウンドメディアを運営し、同時にMEO対策も実施していきましょう。リスティング広告など出稿費用がかかる集客方法については、基本の集客にスパイスとして加えるイメージを実施すると相乗効果を生み出せます。
関連記事:ディスプレイ広告とリスティング広告の違いとは何か
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