中小企業がブログ集客で成功するための方法と書き方
2021/12/17(金)
皆さんは、書籍のタイトルで購入を決断した経験はないでしょうか?そのもののタイトルが魅力的であるほど人は価値を感じるものであり、ブログ集客でも同じことが言えます。魅力的なタイトルを付けることがSEOにおいても重要なのです。
そこでこの記事では、SEOに強いtitleタグの付け方をご紹介します。titleタグを強化すれば、たとえ検索1位でなくても高いクリック率を引き出せる可能性があるので、ぜひ参考にしてください。
目次
titleタグというのは、SEOにおいて需要なHTMLタグの1つです。検索エンジンはまずtitleタグからコンテンツの中身を理解しようとするので、コンテンツに見合ったtitleタグでなければSEO価値が下がってしまうかもしれません。
ちなみに、この記事で言うtitleタグは「検索結果画面に表示されるタイトルのこと」と解釈してください。titleタグはユーザーが最初に目に触れる要素なので、良いtitleタグを付けられるかどうかでクリック率は大きく変わります。
検索エンジンに最適化し、Webサイトやコンテンツの評価を高める手法をSEOと呼びます。そのSEOとtitleタグの関係とは何でしょうか?
まず、いくら魅力的なtitleタグを付けたからといって、それ自体がSEO価値を上げるものではありません。Googleが重視するのはあくまで中身なのです。しかし、titleタグは検索エンジンがコンテンツの中身を理解するための、補足的な役割があります。従って、まずはtitleタグとコンテンツがしっかり関連付けられているかどうかが重要なポイントです。
また、前述のように魅力的なtitleタグを付けるとユーザーは思わずクリックしたくなります。その上で中身がしっかりしていれば、周りまわってGoogleからの評価は上がります。このように直接ではないにせよ、titleタグはSEO価値を間接的に引き上げる役割があるのです。
それではSEOに強いtitleタグの付け方をご紹介します。ポイントは全部で6つありますが、最初の3つを絶対に押さえて、残りの3つは適宜取り入れるという感覚でtitleタグを付けてみてください。
たとえば債務整理に強い弁護士事務所が、債務整理をしたいけれど具体的にどうやったらいいかわからない、というユーザーに向けたブログ記事を書いたとします。この時、titleタグには必ず検索キーワードを含めてください。
想定される検索キーワードは「債務整理、やり方、方法、流れ、手続き」などですね。それらの中から適切な検索キーワードを選び、「5分で理解できる債務整理のやり方」などのtitleタグを付けます。
検索キーワードをしっかり含めないと、そもそも狙ったユーザーにブログ記事が表示されません。
検索キーワードを含めるだけでなく、できる限り前方に持っていきましょう。ユーザーがtitleタグを見た際に、自分が知りたい情報と合致したコンテンツかどうかを素早く判断するために重要なポイントです。
このポイントに従って先ほどのタイトルを修正すると「債務整理とは?やり方を5分で理解しよう」などとなります。ユーザーが閲覧するコンテンツを判断する速度は想像以上に早いものなので、1秒未満で理解してもらえるかどうかが重要です。
titleタグに付けられる文字数に制限はありません。しかし、Google検索上で表示される文字数は30文字前後です。それ以上は3点リーダーが表示されるだけで、コンテンツをクリックしないとtitleタグの全文が読めないようになっています。
従って、titleタグに設定する文字数は30文字前後を基準にしてください。
「検索キーワードを前方に」をしっかりと押さえれば、文字数が30文字だとしてもtitleタグを瞬時に理解できます。また、場合によってはtitleタグの全文を読めない方が「先が気になる」という心理が働くこともあります。ただしこれは狙ってできることではないので、無理に取り入れないでください。
考えられる限り最も魅力的なtitleタグを付けてみて、その文字数が30文字前後ならOK。という感覚でtitleタグを付けるくらいで大丈夫です。
「titleタグに数字を入れる」というのはよくある手法ですね。先ほどの「債務整理とは?やり方を5分で理解しよう」というtitleタグも、具体的な数字を入れることでユーザーに「5分で分かるんだ。じゃあ、ちょっと読んでみよう」と思わせる効果があります。
他には「○つのメリット(デメリット)」や、「○%の人だけやっている!」などいろいろな数字の入れ方があります。これも無理に取り入れるのではなく、可能なら数字を取り入れる程度に考えておきましょう。
カッコや感嘆符などの記号を入れて目立たせることで、ユーザーの目を引きやすいtitleタグを付けるのも効果的です。たとえば「債務整理 やり方」と検索してみると、感嘆符を使っているtitleタグはあってもカッコを使っているtitleタグは1つしかありません。
そこで、「債務整理とは?やり方を5分で理解しよう【2022年最新】」という記号+文言を加えると、他のtitleタグよりも目立ち、思わずクリックしたくなります。ブログによっては必ずカッコや感嘆符などの記号を入れる場合もあるので、これは積極的に活用しても良いポイントです。
詐欺のようなtitleタグを付けるのは反則ですが、ちょっとした心理学を取り入れるとクリック率が上がることがあります。たとえば「プロスペクト理論(損失回避)」という心理学を取り入れてみましょう。
人間は何かを得ることと、今あるものを失わないことでは後者の方に強い願望が現れます。つまり「欲しい!」よりも「失いたくない!」という気持ちの方が強力なのです。そこで、こんなタイトルを考えてみました。
「債務整理とは?やり方次第で10万円も損するなんて知らなかった」
どうでしょうか?思わずクリックしたくなるタイトルではないかと思います(※実際に10万円得するやり方があるわけではありません)。titleタグに取り入れられる心理学は他にもたくさんあるので、ぜひ挑戦してみてください。
最後に注意点として、SEOを強化したければtitleタグよりもまずは中身を重視し、コンテンツの質を高める努力をしましょう。魅力的なtitleタグの反面、中身が伴っていないとユーザーの反感を買うことになります。また、いわゆる「釣り」と思われるようなtitleタグの付け方は絶対にやめましょう。
Titleタグ以外にも、SEOに効果的なHTMLタグがありますので以下にご紹介します。他のタグも活用して、SEOに強いコンテンツ作りを心がけましょう。
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