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WEBマーケティングを学ぶべき業種は?

WEBマーケティングを学ぶべき業種
「自社はWEBマーケティングに取り組むべきか否か」と悩んでいる方が多いのではないでしょうか。いまや多くの企業で取り組まれているWEBマーケティングですが、必ずしも全ての企業にとって必要とは限りません。初めてWEBマーケティングに取り組もうとしている方は、その必要性に戸惑うこともあるでしょう。
そこで今回は、WEBマーケティングを学ぶべき業種についてご紹介します。従来は情報通信業やEC業が中心だったWEBマーケティングですが、いまから挙げる7つの業種でも将来的に欠かせないマーケティング戦略になっています。

WEBマーケティングを学ぶべき7つの業種

WEBマーケティングを学ぶべき7つの業種
まだまだWEBマーケティングが爆発を起こしていない、しかし今からWEBマーケティングを始めることでで必ず勝ち組になれるであろう業界は以下7種です。

  • 製造業
  • 卸売業
  • 宿泊業
  • 不動産業
  • 農業
  • 畜産業
  • 漁業

それぞれの業界について説明します。

製造業

製造業界には一次メーカー、二次三次のサプライヤーが存在し、その多くは消費者ではなく企業を相手にビジネスを行います。いわゆるBtoBビジネス(対企業)が大半です。実は、消費者をターゲットとしないビジネスでもWEBマーケティングは欠かせない戦略になりつつあります。
2020年の新型コロナウイルス感染症拡大によるサプライチェーンの分断は、多くの製造企業に大打撃を与えました。これによりサプライチェーンを見直す一次メーカーが増え、海外ではなく国内のサプライヤーに目を向ける企業も増えています。
大手メーカーのサプライチェーン担当者もGoogleやYahoo!で情報収集し、新たなサプライヤーを探す時代です。WEBマーケティングに取り組めば新規顧客の獲得に成功できる可能性が大いにあります。
また、OEM生産を行なっている製造企業でもWEBマーケティングを実施して問い合わせ数を増やすことで、営業効率を挙げることができます。

卸売業

卸売業でWEBマーケティング?と思われるかもしれませんが、消費動向が変化する中で卸売企業の在り方も変わっています。例えばDtoC(Direct to Customerの略)と呼ばれるビジネスモデルが加速しており、卸売企業が仲介業者を通さずに直接消費者と取引するケースが増えています。
消費行動のインターネット化が進むにつれ、店舗小売の業績は下がる一方です。すると卸売企業にも影響するため、新しいビジネスモデルの確立が必要になりました。卸売企業が直接消費者と取引をすれば、卸価格で提供でき消費者に喜ばれます。業績を維持しながら販売数を増やせるので、DtoCに取り組む卸売企業が増えているのです。
DtoCに有効なのがWEBマーケティングです。ほとんどの消費者はGoogleやYahoo!で商品情報を収集し、比較し、検討しています。WEBマーケティングを用いて、インターネット上で自社製品・サービスの存在をアピールできれば、そういった消費ニーズに応えることができて売上アップに期待が持てるでしょう。

宿泊業

新型コロナウイルス感染症拡大によって大打撃を受けた宿泊業界ですが、コロナ禍が一旦の落ち着きを見せたことで徐々に業績が回復しています。また、国内旅行者が増えていることで宿泊業界としては日本の魅力を再発見してもらい、海外旅行者を引き込む大きなチャンスです。
宿泊業界ではInstagramやTwitterなどSNSを使ったWEBマーケティングが有効的でしょう。「ファンを創る」という取り組みに特化しており、投稿するコンテンツのネタも多いので継続した取り組みが行えます。
もちろん、ホームページでブログ記事を更新するコンテンツマーケティングもお勧めです。GoogleやYahoo!経由のアクセスを増やし、直販が増えると利益率も高くなるので積極的にWEBマーケティングに取り組みたい業種です。
関連記事:コンテンツマーケティングとは

不動産業

「2021年10月の、首都圏新築マンション価格がバブル期を超えた」というニュースが話題になりました。前年同月比ではなんと10%以上も価格が上がったのです。
参考資料:「首都圏 新築マンション平均価格 バブル期超え10月では過去最高」(NHK NEWS WEB / 2021年11月28日)
これは新型コロナウイルス感染症拡大の影響により「自宅を快適な空間にしたい」と考える人が増えたこと、パワーカップルと呼ばれる共働きで世帯収入が高い夫婦が増えたことなどが影響しています。不動産業界としては嬉しいニュースですが、日本の人口減少が改善されたわけではないので競争はさらに激化していくでしょう。
その中で住宅購入検討者の購買プロセスに入り込むためのWEBマーケティングが必要になります。不動産ポータルサイトに登録して情報を更新し続けるだけではいけません。
自社サイトを構築して、自社コンテンツとしてブログやSNSでの情報発信、地元商圏での知名度を上げるためにGoogleマイビジネスの登録も積極的に行なっていきましょう。
WEBマーケティングに積極的かつ継続的に取り組むことが不動産業に求められており、今がそれを始める好機なのです。

農業、畜産業、漁業

今や卸売企業が仲介業者を通さずに直接消費者と取引するDtoCが当たり前の時代です。従って、今後の農業・畜産業・漁業でもWEBマーケティングに取組むところが増えていくでしょう。
食の安全性を考えると輸入食品よりも国産食品の方が安心して口にできます。しかし、輸入食品の安さがネックになり、国産食品が売れにくい時代です。
食品のブランド化に取組むところも多いですが、成功するのはごく一部です。しかしWEBマーケティングならDtoCで商品価格を抑え、かつ農家・畜産農家・漁師の利益もしっかりと確保できます。
ふるさと納税が普及したことで「現地の食品を直接配送してもらう」という基盤はすでに出来上がっているので、後はDtoCビジネスの基盤を整えてWEBマーケティングに取組むだけです。今後はWEBマーケティングが農業・畜産業・漁業にとって、利益を上げていくための有効な手段になるでしょう。

思い立ったら即行動、WEBマーケティングを学びましょう

思い立ったら即行動、WEBマーケティングを学びましょう
WEBマーケティングで効果を出すには時間がかかるので、少しでも興味を持ったらすぐに学習を始めましょう。WEBマーケティングの基礎をご覧になりたい方は、下記リンク先で詳しく解説していますのでご覧ください。
関連記事:Webマーケティングの基礎知識を初心者向けに解説
また本業が多忙な方は、業種ごとにWEBマーケティングを熟知したコンサルタントに依頼するのもいいでしょう。WEBマーケティングは多くの企業にとって現状課題を打開する可能性のある施策です。ぜひ取り組みを検討してみてください。
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